物事を知れば知るほど、

物事を知れば知るほど、断言はできなくなって、今知っている、思っていることを、こうなんじゃない?こういう方法もある、こういう道もある、これはどう?という言い方しかできなくなる。それに、知識を得るのは自分の楽しみであったり、同じ感じ方、好みを持つ人との繋がりに役に立つ。それだけに止めておいておく。
そうじゃないと、今の時代、簡単に他人に物言いをつけられるので、それをしたくない。それに、知識を言葉や書き文字に変えた時、人を精神的に追い込んでしまう道具になってしまう。そういう人を見てきたので、それを私自身はしないように自制するようにはしている。が、なかなかできないものだ。
知識をひけらかすのは簡単だ。知らない人、子供に頭ごなしに否定するのも簡単だ。
簡単なことをするのは子供だ。
自分の武器を人を傷つけるのに使うのは簡単だ。それをせずにどうするか、私の課題であり続ける。