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Yahoo!知恵袋「転職カテ」よくある質問に答えてみた。

私自身3回転職しており、更にここ数年は採用面接をする側でもある。

Yahoo知恵袋の転職カテでよくある質問を勝手に想定し、私なりに思う所を書いて行こうと思う。


内定を2社からもらい迷っています。どちらがいいでしょうか?

 A社・製造業・30万円/月・転勤なし・家から電車で30分

 B社・接客・28万円/月・転勤可能性あり・家から車で10分


はい。そんなの個人の優先すべき事項でpros/cons見て選べばいいやん!の一言で方が付く質問です。何度もお目にかかるパターンのクソ質問で並べて比較する項目も社内の雰囲気とか仕事内容とか、色んな項目を並べて質問していたりする。

中には、給与比較のくせに賞与額が入ってない致命的な頭悪そうなものも混じっているのが社会経験のない人の質問だなぁとつくづく思ったりしているのだが、個人的に最も比較すべきと思っている項目で、これまでお目にかかった事のない項目がある。それが

どっちの会社の方が将来伸びそうか?

です。この軸は最優先事項だろうと個人的に思っている。若いうちの給与差額なんて40台の今になって思うと、小学生の時のお小遣いの多寡と同様で細かな金額に上下を付けていちいち目くじらを立てて優劣を決めている様なもの。そんな小さい金額で本質を見失うな!と思っている。

伸びる会社に運よく入る事ができれば、好業績により給与も同業他社よりも上がっていくスピードも速いし、新規拠点開発なども活発なためポストも回って来やすい。ポストが付いてくれば行える仕事の幅も広がるし当然給与も上がってくる。と、スキルも給与もトントン拍子に伸びていくものだ。

また、プライベートを充実させたいと思っている人にとっても拡大期の会社は常に人手不足となるので、人に対する投資額が大きい。様は人に対してお金をかける。仕事を覚えた人に辞められるとただでさえ仕事量が増えている中で良い人を採用しないといけないのに、更に人材採用に金がかかってしまうからだ。転勤なしを希望して素直に通るのも、残業削減や有休取得など伸びている会社の方が落ち目の会社よりも融通が利くし待遇が良い。


という事で、給与にせよ仕事内容にせよプライベートにせよ会社が伸びているなら全部うまく回る。これ以上何を優先して考える項目がある?

面接対策で志望動機を建前で「事業内容に将来性を感じました。」なんてこれっぽっちも思っていない事を言う人が多いが、実は建前でもなんでもなく、会社の将来性はそれだけ重要だ。


後は会社の安定性という目線で見ても、結局は将来性のある会社がいいですよ。という結論になる。

その昔、エネルギー革命で石油が主流になるまでは石炭が世の中の主要エネルギーだった時代、炭鉱で働く事が一生困らないし給与も良い仕事とされていた。今や完全に衰退してしまった事業ですよね。

私の若い頃、電機メーカーは花形就職先でしたが今や日本の家電は衰退の一途。毎年の様に外資系企業に買収されたりリストラ策が発表されたりしている。

地方銀行なども昔は安泰・安定の代名詞の様な所でしたが、いまや生き残りをかけたリストラ・合併がエスカレートしていくでしょう。

今安定しているように見えても将来会社が潰れるかどうかは誰にも解らない。でも比較的近未来であればある程度予想は付く。これから就職しようとする会社であれば、なおの事自身で会社を調べる事で伸びそうか、衰退していくかは想像できるでしょう。


という事で、

1・目先の細かな条件で仕事を選ぶな。

2・近未来でいいから伸びそうな会社に行け。

この2点を仕事を選ぶべき指針に据えた方がよいとアドバイスしておきます。






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