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障害年金申請
自分で申請してみた。
ググったら社労士さんのHPが一杯出てきて複雑そうなイメージだが、まぁ休職している事もあり暇を持て余す位ならと安易な気持ちで自分で申請してみた。
結論から言えば、さほど難しくはなく社労士に10万払う必要性は全く感じなかった。
私の場合は、いくつかあるポイントがはっきりしているのが理由だ。逆にこれから上げるポイントではっきりさせ辛い人の場合は、社労士さんに相談の上申請代行されてみた方がよいかと思います。
ポイント1「初診日」
私の場合は、健康診断でE判定を受けるまで自分の病気に気が付かなかったため支給のポイントになる初診日が健康診断後の再検査で受診した病院とは簡単に判明できる。
慢性的に病院に通っていて、いつのタイミングかで悪化して障害。ってパターンの人は初診日は何時なのか?と判断が難しくなる可能性があります。
ポイント2 初診日時点に「年金保険料を納付している」
私は大卒からず~っとサラリーマンやっていたので保険料納付に関しても全く問題なし。転職も何度かしているが全て切り替えの隙間なく転職していた。個人事業や社会保険すら未加入の零細企業勤めの人、あとは転職の合間の無職期間にちょっと体調悪かったから病院行こう。なんてケースの人はありがちなパターンかもしれないが、要注意です。国保切り替え時に初診日となってしまった場合、障害厚生年金は支給されません。
なのでこの場合は、最後の有給消化中に病院に行くようにしましょう。
ポイント3「障害認定日」がはっきりする
私の場合は心臓に「人工弁を入れた日」となるため、こちらも手術日=認定日と簡単に証明が成されます。
他の病気で手術=認定日とならないケースだと初診日から1年6カ月経過された日となるため、余計に初診日が何時なのかが重要になります。
他苦労した点は、「年金事務所のアポイントを取る事」で最初の予約が2週間待ち、2回目の予約は約1か月待ちというスパンが空きました。
年金事務所なんて初めて行ったのだが人がウジャウジャ湧いている。予約なしで行った場合は相当待たされる事になるのでお勧めしません。
申請書類について
窓口では担当の方が何を用意するかを丁寧に説明してくれてとても有難かった。一人ひとりしっかり説明してくれるのは大変ホスピタリティに溢れており優秀な方が窓口に揃っています。
しかしながら、逆説的に言うと、申請書類は複雑だし俺にとっては不要と思われる記入項目が多数あったり、過去の年金加入履歴なんてそっちで調べられるだろう!とイラっとする欄も多々あったりしたので、あらゆるケースを想定した結果、複雑な書式に落ち着いた状態で、説明と読込みにやたら時間がかかる偏差値高い人が作る結果的に超非効率な業務の典型だと感じた。
この手のフォーマット作る過程で「あのパターン発生したらどうする?」「これが抜けてない?」等等、稟議を回す度に指摘を受け項目追加されて出来上がった典型例。ある種、日本の典型的なダメな部分である、「ミスを許さない日本社会が非効率である成分」を濃縮した代表作の様な申請書類でした。
はやくデータ共有して申請も電子化しろよ。窓口処理1/3以下に簡単にできるぞ。とイライラしながら申請書を読み込みながら感じた感想でした。
申請の流れ
というワケで、申請書類の複雑さに社労士に金を払う事で妥協しようかとも考えながらも、10万もあれば年明け早々に控える車検代も出るしタイヤ交換まで付けられる!とやる気を出して申請に当たった。
流れとしては
1・年金事務所で申請書類を受け取り説明を受ける
2・初診日認定のため、病院に書類記入を依頼する(受診状況等証明書)
3・障害認定のため、病院に書類記入を依頼する(診断書)
※2・3が同じ病院のケースもあれば別のケースもある。私の場合は別の病院だったので2の書類記入が終えてから3の病院に依頼した。
4・自分で病歴・就業状況等申立書を記入する
5・申請書を記入する
6・その他添付書類を用意する(戸籍・マイナンバーカード・銀行預金通帳・年金手帳)
7・年金事務所に提出
といった流れになります。私の場合は2カ月半程度かかりました。病院の診断書記入やアポ取りなど上手く同時並行で進める事が出来れば1月もかからないで申請も可能かと思います。
私の場合、障害厚生年金3級が恐らく支給されるかと思います(現在審査中のため確定ではない)
これから申請を検討されている方、参考になれば幸いです。