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家族に感謝

実は私、今回の病気の事や自身が死んでしまう可能性があった事を含めてさほど動揺していなかったんです。

何というか、まぁ病気になっちゃったんだし死ぬこともあり得るよね。位の気持ちというか、死んでしまう事も含めてある程度受け入れてしまっていた部分があるというか、とにかく死ぬ可能性については自分自身が一番冷静に受け入れる事が出来ていたと思う。


一方で、嫁と子供。

妻は臨月に私の手術が必要である事を知らされ出産を控える自身の不安も持ちながら私自身の事も心配してくれていた。

特に手術前数日から手術当日にかけての緊張は半端なく、出産したばかりの子育てプレッシャーも重なり精神的に非常に追い詰められていたようだ。

後日談で精神病院関連の無料カウンセリングに何度となく電話を入れていたようだ。


家族の食い扶持を稼いでくれる旦那が死んでしまう可能性がある。というよりも純粋に、私という人間が死んでしまう可能性がある。という点で心配していてくれて打算的な心配ではなく本当にピュアな部分で心配してくれているのが感じ取れた。

離婚し今は一緒に暮らしていない子供たちも随分と心配してくれていた様だ。幾度となく電話をかけてくれて子供に心配をかけてしまった点は父親として情けなくもあり、別れた父を案ずる純粋な息子に感動すら覚えた。


この自分はそこまで気にしてないけど、周りが心配してくれる感覚って、他人に自分の悪口を言われてもあまり傷つかないけど、親兄弟の事やかわいがっている部下の事を悪く言われると傷つくのと似ているな。と感じた。


なんだろね、他人の方が大事に思う気持ち。

そしてその気持ちを自分に向けてくれた感覚。

とても感謝。ありきたりだけど感謝の気持ち以外書きようがない。

ただただ感謝。


こんな私を心配してくれてありがとう。

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