自動でウェブサイトの文章にふりがな(ルビ)を追加できる技術があるそうです
漢字のふりがなであるルビをホームページの日本語に自動的に追加できる技術に関する記事です。
開発されたのは一般財団法人 ルビ財団という団体で、2024年4月より、ウェブサイトを閲覧する子ども、外国人の方などの漢字を読むことが苦手な人に対してアクセシビリティを確保・向上することを目的に、自動でルビを追加する機能「ルビフルボタン」を無償で提供されておられるそうです。
導入する為にはルビ財団に連絡して審査のうえで登録が必要ということですが、技術的には既存のウェブサイトの HTMLソース上 にコードを一行追加するだけで、ふりがな表示のオン/オフを切り替えることができるルビフルボタンをホームページに表示でき、このボタンをオンにすれば自動でルビが追加されるそうです。
外国人労働者の皆さんとの口頭での会話では、我々日本人の側がやさしい日本語で話すことが有用だと思いますが、ネットでの日本語の文章などは外国人にはハードルが高いと思っていました。地方自治体や公共機関のホームページでこのような技術がどんどん導入されて、外国人労働者やそのご家族にも理解しやすくなり日本での生活もより充実し楽しいものにできると思いました。