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【高校一年生の君に向けた大学進路相談】 ≪北海道地方≫(文系編)

みなさん、こんにちは!
今回の記事では、北海道の大学について、特に文系の進路を考えている高校1年生や2年生のみなさんに向けて紹介していきます。


12月も半ばを過ぎると、高校1年生は文理選択を終えて、いよいよ進路について考え始める時期ですね。一方、高校2年生は修学旅行が終わって受験勉強を本格的にスタートさせる頃。中には共通テストの同日模試を受けている人もいるかもしれません。

さて、そんな高校1年生のみなさん、大学選びについてどんな基準で考えていますか?

偏差値や地元志向、就職率、研究内容、それとも大学のブランド力?
どの基準で選んでも間違いではありません。でも、たくさんある大学の中から「ここだ!」と決めるのは、なかなか難しいですよね。

実際、日本には国公立や私立など、すべて含めて815もの大学があるんです。(通信制や大学院大学を含む)さらに、YouTubeやSNSで大学についての情報を発信している人たちもたくさんいますよね。中には独自の基準で大学を批評している動画や記事もあって、何を信じればいいのか迷ってしまうこともあると思います。

そんな状況だからこそ、自分なりの基準を持つことが大切です。
記事の記事では、北海道にある文系の大学を中心に、その特徴や魅力をわかりやすくお伝えしていきます。

ぜひ未来の自分を想像しながら、読んでみてくださいね。


【北海道地方の大学紹介】

■ 北海道大学(通称:北大)

「北の大地を先導する北の将軍」

画像出典:https://hokkaido.press/sapocan/north-area/hokkaido-university/
  • 区分:国立

  • 学部:文学部、教育学部、法学部、経済学部

  • 偏差値:文学部(60〜65)、教育学部(58)、法学部(62)、経済学部(60〜63)

  • キャンパス所在地:札幌市

北海道大学は、旧帝国大学のひとつで、北海道を代表する名門大学です。広大なキャンパスは日本一の広さを誇り、豊かな自然と札幌市という都市の便利さを両方楽しむことができます。また、研究施設、教育施設、研究費共に充実しており、北大に入学すれば、強力な北大コミュニティの一員になれるのも魅力のひとつです。
キャンパス内には4つのカフェがあり、学びの合間にちょっとひと息つけるのもいいですね。さらに、キャンパス内には、日常生活を離れて自然と接することのできる山小屋が設定されていることも面白いですね。学びと環境の両方が充実した大学生活を送りたい人にはピッタリの場所です。


■ 北海学園大学

「北の経済を支える長老」

画像出典:ウィキペディア
  • 区分:私立

  • 学部:経済学部、経営学部、法学部、人文学部

  • 偏差値:人文学部(45〜50)、経済学部(45)、経営学部(45〜50)、法学部(48〜54)

  • キャンパス所在地:札幌市

北海学園大学は、北海道で最大規模の私立総合大学です。8千名という学生数を誇り、主に経済や経営に強みがあり、経営戦略やマーケティング、組織論といった企業経営において実践的な知識を学ぶことができるため、特に起業を目指している人にはおすすめです。夜間部も設置されており、一部、昼間部の約半額の授業料で学べるのもポイントです。
さらに、研究施設棟2には学生のフィジカル面のサポートのためのトレーニングルーム、図書館には90万冊以上の本が用意されています。
また、学生数が多いため、学園祭などのイベントも盛り上がります。十月祭では、過去に有名な芸能人を招いたトークショーも行われていたとか。活気ある学生生活を送りたい人にはピッタリです。


■ 札幌大学

「地方創生をけん引する札幌の懐刀」

画像出典:https://up-j.shigaku.go.jp/school/category01/00000000005301000.html
  • 区分:私立

  • 学部:地域共創学群、現代文化学部

  • 偏差値:地域共創学群(42〜48)、現代文化学部(40)

  • キャンパス所在地:札幌市

札幌大学は、地域創生をテーマに掲げた教育が特徴の大学です。地域密着型の私立大学として、地域社会と連携した教育・研究を展開されています。大学生ならではの視点や立場から、地域課題を解決するプロジェクト型授業を通じて、実践的なスキルを身に付けることができます。
キャンパスは比較的コンパクトですが、その分無駄のない学生生活を送ることができます。また、多くの外国人留学生を受け入れており、キャンパスのコンパクトさが逆に多文化交流を加速させ、活発な国際交流が行われることが魅力だといえるでしょう。
このように、北海道の地域創生に興味を持つ高校生がいれば、これ以上に整った大学もそうはないといえるほど、地域に根ざしつつ、多文化の視点も得られる大学です。


■ 北星学園大学

「北海道の福祉を支える北の後衛」

画像出典:https://up-j.shigaku.go.jp/school/category01/00000000005701000.html
  • 区分:私立

  • 学部:文学部、経済学部、社会福祉学部

  • 偏差値:文学部(47)、経済学部(40)、社会福祉学部(40)

  • キャンパス所在地:札幌市

北星学園大学は、キリスト教精神を基盤にした教育が特徴の大学です。英語教育、国際交流、社会福祉を柱に教育を展開しています。日本において、福祉や看護はもともとナイチンゲールの精神を軸としています。その点、北星学園大学ではナイチンゲールの精神の根幹であるキリスト教も同時に学ぶことができるので、重厚な知識と精神を身につける最良の機会になると考えられます。
また、社会福祉士の資格を取ることもでき、合格率は北海道内22年連続1位。精神科医療・精神保健福祉などメンタルヘルスに関する分野の専門職になるための精神保健福祉士という国家資格を取得することができることもこの大学の強みです。ちなみに、精神保健福祉士は全国で86校で、北海道では北星学園大学と北翔大学のみということもイチ押しできるポイントです。
また、キャンパス内にはチャペルがあり、クリスマスには大きなツリーが飾られるなど、心温まる雰囲気があります。福祉やメンタルヘルスに関心がある人におすすめの大学です。


今回の記事がみなさんの進路選びの参考になれば嬉しいです。
それぞれの大学には、学びだけでなく、その場所でしか得られない経験や出会いがあります。どんな未来を描きたいのか、ぜひじっくり考えてみてくださいね!


執筆:ラディッシュ(かすみの舎 講師)
編集・校正:かすみの舎 塾長

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好きを伸ばし主体的に学ぶ力を身につけるという教育理念に基づき、「敷居の低い学習スタイル」と「自然と知りたくなる、学びたくなる授業体験」を提供しています。

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かすみの舎 HPより

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