私が連載を…!?ホントに?
激動の22年9-10月
50歳から漫画の読み切りを描き、持ち込みを数十回重ねて玉砕していました。
絵柄の大幅な改善を経て9月の出張編集部で初めて名刺をいただき、やる気MAXになっていた私。
そして自分の「作話」の技術不足を痛感していた私は
出張編集部直後に募集が始まった「コルクラボマンガ専科7期」に応募しました。
コルクラボマンガ専科はプロ志望の漫画描き向けの半年の講座で、申し込みにはSNSかウェブ上に3本以上の完成漫画を投稿している必要があります。
半年に一度募集しています!気になる方はチェック!
またコルクに関しては別に記事を立てますが、非常に有意義で仲間が増えて楽しいので、SNS活動が苦痛でない方はぜひ!
私はSNSの仲間が増えて楽しかったですし、漫画描きとして学びが非常に多くためになりました。
さてちょっとだけ脱線しますが…
名刺を頂き、ご挨拶メールにお返事が来たからといって(お返事からして来ない時がありますけども)、
じゃあお仕事になるかというと必ずしもそうではありません。
担当付きからお仕事になるまでに、もう一つハードルがあるのはご存知のとおり。
実際今までに名刺を頂いてご連絡が取れても半数以上は「何にもならなかった」ので。
「こちらからお声がけします」「向いた案件があればすぐご連絡します」
「一応お渡ししておきます」あたりはダメフラグですし
「すぐにでも打ち合わせを」「こんなお仕事ができそうですよね!」「ポートフォリオ早めに送ってください!」まで言われてもフェードされることも少なくないです。
持ち込みを婚活にたとえている方がいて、なるほどなー!と思ったのですが、まさにそう考えたほうがよくて、なるべく良さそうな人は連絡先聞いてキープしときたいでしょうし、関係悪化させずに芽を残しておいて、なにかの際には連絡できるように「切らずにいい感じでフェード」はセオリーでしょうしね。
口説かれたからって舞い上がって「もうあの人とはお付き合いできる!」なんてウブ子ちゃんになれる年でもなく…
おっけー!次行こう!私を振ったこと、あとで歯ぎしりするがいいわ!と自分磨きしたほうがいいと思った次第です。
ちょうど手元には少女漫画、エッセイ、LGBTQものの3本があったので(TLはいちおう成人向けなので外して)それでコルクラボマンガ専科7期にエントリーしてみました。
コルクラボマンガ専科はわりと競争率も高く「ワンチャン受かれば」って感じで申し込んだのですが、ありがたいことに7期生になることができました。
11月のコミティア出張編集部に向けての作品を作りながらコルク受けよう!と思った矢先、10月上旬のことでした。
思ってもみなかった担当さんからのご連絡
主婦の友社の担当さんから、「暮らしニスタ」でエッセイを連載しませんか?とのメールが!!!!
実際の連載は下記リンクで1話から一気読みできます!
主婦の友社さんは名刺を頂いていたのですが個人の名刺ではなく「主婦の友社コミック編集準備室」全体の名刺でした。
(現在は「TOMO COMICS」というレーベル名になっています)
QRコードからポートフォリオや作家情報を登録できるもので、クリエイター登録よかったらしてくださいね!というタイプのもの。
一応頂いたので登録してポートフォリオをお送りして、でも声はかからないだろうなと思っていたのでとてもびっくりしました。
担当さんは出張編集部で実際に私の持ち込みを見てくださった方で、原稿を写真に撮って持ち帰ってくださっていました。
編集部でこの企画で連載にして良いか会議にかけていて少し時間がかかりましたが、よかったら是非!とのことで、本当に嬉しくありがたく連載をいただくことになりました。
10月は連載に向けての企画を詰めたり、ネタだし打ち合わせや、それを下にネームを先行5話くらい行ったり作画もしたり、コルクラボマンガ専科が始まり課題や振り返りマンガなどを描いたり、なかなか多忙でした。
実際に連載が始まったのは11月10日。
エッセイで1話2Pでしたので準備期間も1ヶ月ほどでした。
(実際普通の漫画などだと準備に半年とか軽くかかりますし、縦スクなどは工程が多く「初回○話無料!+先読み分」まで必要なのですごく連載開始までの準備が長いですよね)
晴れてデビューし、読み切り掲載ではなくいきなり連載という本当にありがたいものでした(エッセイだったからですけれども)
ただ、わたしは継続して漫画で稼いでいくのが目標ですので、
月4枚(2話)ではお仕事量としては不十分です。
さらに持ち込みを続けるべくコルクラボマンガ専科と並行して持ち込み用の作品を作っていました。
この「継続して漫画で収入を得る」ための「十分な量の継続したお仕事」をいただけるようにまだまだ持ち込みは続きます!
(この時点ではそれまでの本職のお仕事は続けていましたのでそちらがメインのお仕事だったわけです)
また読みにいらしてくださいね!
次回はコルクラボマンガ専科に入ってみたよ!というお話です。