『遊廓文学マーケット』出品者Webカタログ

2024年から翌25年の年末年始に開催される遊廓文学マーケットエントリー者をご紹介します(随時更新)

遊廓文学マーケット公式ページ

  • 会期:2024年12月21日(土)〜1月5日(日)、12:00〜19:00(※12/23-12/24はお休み)

  • 会場:カストリ書房(台東区千束3-21-14)


出品者カタログ

あ行

明里

千葉県の郷土史家。ブログ「Deepランド」運営。建築や郷土史を幅広く調べているが、その始まりは遊廓史から。今回は、今まで調べ歩いた千葉県内の遊廓・赤線、ストリップ劇場について出品予定です。明里のペンネームの由来は、新選組が通っていた京都・島原遊廓の遊女からいただきました。(X〈Twitter〉、Instagram

徒花ブルーム

イラストレーター。成人向けコミック誌を連想させる画風で、90年代のバブリームードを描く。(X〈Twitter〉、Instagram

おやけこういち

福島県いわき市の郷土史家。いわき市にあった平遊廓の成り立ちについてまとめた本を出品予定。

おかやま街歩きノオト・福田忍

岡山で2008年からZINE『おかやま街歩きノオト』を個人で発行しています。最新刊は25号。岡山県内(主に県南)の史跡未満の古いモノを毎号テーマ別に取材。遊郭のほか、銭湯、レトロな橋や公園、商店街、水門、性信仰、変わり種狛犬などなど。岡山ローカルのラジオ番組に定期出演中。街歩きガイドや講師活動も。(ホームページ

か行

加藤るいは

三重県産まれの郷土史家。マーケットイベント初出展。近畿地方を中心に、遊廓と周辺地域との関連性を地理的・法的・都市開発的な視点などから考察。本展では、大阪の近代公娼制度についての拙論に大幅な加筆修正を加え、綴った本を出品予定。

加茂川抄子

花街や色街跡を巡って写真を撮ったり、ならではの意匠をモチーフにして作品造りをしたりしています。推し色街は石坂遊郭と港新地です。(Instagram

かや乃

主に江戸長崎にあった丸山や寄合町遊廓ほか異人向け遊廓のシステムについて調べています。比較対象としての江戸吉原について、またお歯黒溝の変換や歴史も調べています。(ホームページ

川島健太郎

官能小説の装画を多く手掛けるイラストレーター。近世期の遊女を描いた作品(ジークレー)を出品予定。(X〈Twitter〉、ホームページ

こるねブックス(野中富弘)

出身地である栃木県鹿沼市を中心に地域史を掘っています。娯楽文化や風俗等の大衆史に興味があり、遊廓・花街研究もその一環として。『鹿沼町遊廓小史』(カストリ出版)を上梓しました。

さ行

酒井透

写真家、秘境探検家。軍艦島の著作多数。本展では世界遺産に登録された軍艦島と遊廓の関わりについてまとめた本を出品予定。(X〈Twitter〉

清水くるみ

都内イベントを中心に「坊主ストリッパー」としてステージ活動を続ける。それに並行して風俗キャストとしての「慈しみM性感」、写真作品の企画制作・展示、ラップによる音楽活動とジャンルは多岐に渡る。女風(女性向け風俗)ユーザーでもある。(X〈旧TwitterInstagramFacebookページ

杉田ヱリカ

日曜画家・デザイナー。“ I'm not your CUTIE. ”をキーワードに作品を制作。この世に存在しないピンクチラシを作り続ける。(X〈旧Twitter〉、Instagram

た行

東海遊里史研究会

東海地方の遊里を中心を探究。これまで市町村史の引き写しが多かった遊里史に、新聞という当時のメディアを活用して新境地を開く。本展では既刊『東海遊里史研究』の各論考を追補して再販売予定。(X〈Twitter〉

髙鳥都

インタビューやルポを手掛ける。著書に『あぶない刑事インタビューズ「核心」』『必殺シリーズ談義 仕掛けて仕損じなし』『必殺シリーズ秘史』『必殺シリーズ異聞』『必殺シリーズ始末』がある。本展には京都の島原遊廓を舞台にした漫画『玉割り人ゆき』を紹介する本を出品予定。(X〈Twitter〉

な行

中村宏樹

静岡県藤枝市にあった遊廓「藤枝新地」について誕生から終焉までを「藤枝遊里史」と題しまとめてみました。史料や関係者の方々へのヒアリングを元に藤枝遊里を解明していきます。また藤枝新地の娼妓さんを始め遊廓に関わっていた人物の姿にも焦点を当てました。(X〈Twitter〉

西山由美子

鳥取県境港市の完全予約制パティスリーのパティシエ。あまりネットや本に載ることがない地元・境港の遊廓についてまとめた本を出品予定です。(X〈Twitter〉

成田希(星羊社)

2013年、神奈川県横浜市にて創業したスタッフ2名のみの小規模出版社です。主な刊行物は横浜地域本『はま太郎』、『野毛太郎』、『横濱市民酒場グルリと』、青森地域本『めご太郎』など。その土地に住む人々の営みや文化、街の歴史を、主に酒場取材を通して掘り下げ、綴っています。社訓は「酒の一滴、血の一滴」。

は行

彗月漣太郎

SFやR18作品、エッセイや雑記などなどを書いている字書きです。文庫本という形では初めての作品になります。(文庫本になっていればいいなぁ……)お手に取っていただければ幸いでございます。(X〈Twitter〉

花舘敏雄

35年くらい前から主に仕事での地方出張を利用して、遊廓赤線跡を歩いてきました。10数年前から、書籍とインターネットで得た情報をリスト化しています。その一端を今回ご紹介したいと思います。

はらわたちゅん子

ネオン画アーティスト。夜の街を彩るネオン看板を模した唯一無二の作風。ユニクロ、吉本のビジュアルの他、実際の街頭ネオンデザインも手掛ける。2020年、カストリ書房での初個展を皮切りに、各地で個展を開催する。(X〈Twitter〉

比嘉健二

編集者。暴走族向け雑誌『ティーンズロード』、サブカル雑誌『GON!』など今や語り草となっている伝説的な雑誌を手掛ける。自著『特攻服少女と1825日』は第29回小学館ノンフィクション大賞を受賞。足立区出身。本展では描き下ろし作品を出品予定。

平口宏美

漫画家。『ガロ』でデビュー。「フーゾク魂」と称したシリーズでは、遊廓や赤線由来の現行売春街を自ら体験したイラストルポを発表。性風俗イラストルポの草分け的存在。本展では描き下ろし作品を出品予定。

藤木TDC

ライター。売春史や性産業、アダルトメディア、戦後史に造詣が深い。本展ではパンパンガールに関する本を出品予定。(X〈Twitter〉

フリート横田

ライター、ノンフィクション作家。戦後の闇市や歓楽街の歴史・文化に造詣が深い。著作に『東京ヤミ市酒場』」『横丁の戦後史』『盛り場で生きる 歓楽街の生存者たち』などがある。本展には青線に関する本を出品予定。(X〈Twitter〉

ま行

マキエマキ

1966年大阪生まれ。1993年よりフリーランスの商業カメラマンとして雑誌、広告などでの営業を始める。2016年より「昭和のエロ」をテーマに、旧遊郭、鄙びた温泉、ラブホテルなど、さまざまなロケーションやシチュエーションを模索しながらセルフポートレート作品を発表し続けている。(X〈Twitter〉ホームページ

孫内あつし

クレヨン画家。青森市、昭和15年生まれ。同市の赤線・森紅園にあった神社の神主の子として生まれる。赤線の娼婦らと交流した記憶を持ち、作品に活かされている。本展では森紅園のクレヨン画をまとめた図録を出品予定。(ホームページ

めろっこめろこ

不条理なことや日々感じる想いの強さを、かわいそうでかわいい女の子や動物の運命をかくことで癒しや救済を表現しています。かわいそかわいい愛らしい姿のキャラクターたちに、ほっこりとした気持ちになってくださると嬉しいです。

や行

山本高樹

ジオラマ作家。テレビやCMの美術に携わり、ジオラマ作家として独立。「昭和レトロ」をテーマとしている。戦前の私娼街・玉の井を制作、雑誌『荷風!』の表紙に採用される。NHK連続テレビ小説『梅ちゃん先生』のオープニングでもジオラマが採用された。本展では色街関係のミニジオラマを出品予定。(X〈Twitter〉

又春廓•奴

ゆうしゅんかく・やっこ。近代史、特に大正時代が好きで奈良県にあった四遊廓の奈良市木辻町、元林院町、大和郡山市東岡町、洞泉寺町(旧川本楼/町家物語館)を研究しています。論文「近代奈良の遊廓と性売買-新聞報道にみるその諸相-」『女性史学第33号』2024。(X〈Twitter〉ホームページ

吉岡里奈

イラストレーター。女性の生き方、あり方、感情などを昭和のお色気ムードで包んで描く。東京駅構内の美術雑貨店「VINYL」で作品グッズを販売中。(X〈Twitter〉Instagramホームページ

ら行


わ行

渡辺豪

カストリ書房店主、当マーケット主催者。普段は他者の本を編集したり発行させて貰っていますが、今回は自分が著者となり、遊廓関連の書籍を数冊(できるだけ沢山!)出品したいと思っています。「遊女の墓」をテーマに取材して足かけ3年目。スナック好き。(X〈Twitter〉ホームページ












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