天王洲でソーシャルグッドが集結したアート展。好きを突き詰めると社会が変わると実感!
アートによる社会課題の解決に焦点を置いた、一風変わった展覧会、"The Good Ancestor"を見に行ってきました。
とにかく出展者の熱量がスゴイ! アートにはこれほどの「変える力」があるのかと心揺さぶられる展覧会でした。
会場は天王洲アイル「WHAT CAFE」
10月3連休の最終日、雨の中でしたが大勢の来場客で賑わっていました。
ソーシャルグッドの取り組みをしている企業展示
企業のコラボ展示も多かった今回の展覧会。
Baseブレッドの試食まであって楽しめました!
FORBES
女子バスケットボール選手、馬瓜エブリン・ステファニー選手のポートレートがひときわ目を引きます。
SEKISUI
廃プラスチックが色とりどりの葉っぱのキーチェーンに生まれ変わっています。プラスチックが何に生まれ変わってほしいか、参加者が願いを書いてWish Treeに吊るせるようになっています。
アーティストマインドを持つアントレプレナーたち
現代の鷹匠
鷹狩りという伝統文化の復活はもちろん、害鳥駆除にも一役買っているのだそう。
トイレを変える
未来のトイレはどんなものか、参加者がアイデアを書いて貼っているコーナーです。
トイレが必要なとき、呼ぶと移動してきてくれるトイレという案がおもしろかった!
棺桶に入って瞑想する体験
こちらはなんと、本物の棺桶に入って自分の人生や死後のことを考える「棺瞑想」の体験コーナーでした。
ユニークな研究で社会を変える
「人口うろこ」の素材
海洋学
アートで社会にインパクトを与える
おべんとうのおと
「おべんとう」がプリントされたレオタード。アオイヤマダさんのコスチュームです。
メタバース体験
旅するピアノ
圧巻のヘラルボニー
この展示のフィナーレを飾るのは、何と言っても「福祉×アート」のヘラルボニーの展示。
実際の作品を、初めて直接目にすることができました!
障害を捉えなおすコンセプト展示
ヘラルボニーの作品展示
アートはエンターテイメントとは切り離せません。
でも、エンターテイメント性があるからこそ、共感や協働を生み、広がる力を持っているのだと実感しました。
参加型展示も多かったのが今回の展覧会の特徴。
作る人と見る人の境界がなくなり、会場でどんどん作品が育っていくというのがこれからのアートのあり方なのかもしれません。