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日記/2024/11/23/低空飛行雲

ここ数日体調がすぐれない。昨晩は「不快さを享受してこそ人は成長するんだ」的な、わりと勇ましめの日記を書いたけれど、実際の肉体の方に目をやってみれば、まぁ誰がどうみても落ち込んでいることは明らかだ。

そこで、少しだけ今月を生き抜くための方針をやや緩めることにした。まず第一に、無理して明るくふるまわないこと。ぼくはこんな性格の持ち主のくせに、人前に出ると妙に明るくふるまってしまう。ぼくに会うことで、人にがっかりしてほしくないのだ。しかしそれはストレスのもとでもある。少なくとも、元気の出ない今月に至って言えば、この演技的振る舞いは休止させてもらおうと思う。

第二に、体調が悪いことを正直に周りの人に打ち明けておくこと。ぼくは体調を崩して数年が経つ。中には「あいつ、いつまで体調を崩しているんだろう。もしかしてサボってんじゃないの?」と思う人もいるかもしれない。というか、いる。だからできるだけ体調のことは伏せてきた。でも、無理をしないことにする。だいたい、体調の悪さを打ち明けて、そこに嫌味をもって返してくるような人など、こちらからご免なのだ。

第三に、太陽をよく浴びること。日照時間が日本よりも短い北欧では、積極的に日光浴をするようだ。自分もそれを見習おうと思う。なるべく朝陽を浴びるようにすれば少しは気も落ち着くだろう。

ここまですれば、おそらく冬季鬱は避けられるだろうと思う。しいていうと、自分で自由に使えるお金がポンと口座にでも振り込まれれば、もっともっと元気になるんだろうけれど、そんなことを考えているだけで虚しくなってくるから、今日はこれまでにしようと思う。みなさんもどうか冬季鬱にはお気をつけて。

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かしわひかり
旅費と書籍代として使わせていただくことになると思います。