職人すぎると、、、
僕は和菓子職人です。
なので、普段は職人とよばれる人達と仕事をする事が多いです。
働いてる中で良く聞く台詞が『そんなんでええ職人なられへんぞ!』という言葉。
もちろん僕も言われた事があります。
良い職人になりたいんやろ?良い職人になるにはなー!
という言葉を何回も聞いて来ましたが、僕がいつも思うのは僕は良い職人になる事がゴールではないという事。
その人は今ある商品を『作る』ということに関してはピカイチで失敗しないし、早い人です。
ただ職人すぎるとどうしても他がおろそかな気がしてなりません。
人を育てる人材育成に関しても、相手ごとのゴールイメージが無くゴールイメージが無いからどうゆうプロセスで育てるのが合っているのかの模索も出来ません。
事実かなり多くの人が辞めていきます。
昔の職人さんってイメージがそのままピタッと合う感じ。
もちろん全てを否定する訳ではありません。
そういった職人さんが必要だと思います。
ただ自分とは目指すところが違っていて、長期戦で考えたらその人も会社も損するのになと思います。
『職人だから良い物が作れればいい』では一生雇われ。
良い物が作れるなんか当たり前、色んな経験値、視野、違った目線をかけ算していく事がこれから必要だと思います。
そうならなければと思っているので、自分がぶれそうになった時に戻れるように書きました。
自分の為ですが許して下さい。
ではまた明日も頑張りましょう!