解いてみた【千葉県立中学入試】21一次:1-1 2え、お 道の駅の魅力とは?
■noteに書く意味合い、目標
前回書いてみた。ここを参照!
これは、柏の葉にすむ保育園児の父が、
中学入試について早すぎる研究を開始し、子育てに生かすための記事。
■1. え:地域の特ちょうを知る
聞かれていること:利用できる人が 〇〇 ことができる良さがある?
答えるまでの思考ステップ
1.どのあたりにヒントがあるか考える。
あいちゃんの言葉では、こんな言葉がありますね。
「資料10-12とお父さんの話から考えると」
「道の駅には休憩したり、買い物したりする以外に」
そこで、資料10-12の中で、
休憩や買い物以外にどんなことを言っているかが書ければ、
正解かもしれません。では、考えてみましょう。
2.買い物と休憩以外に何ができるのか見つける。
まずは、資料の中で何ができるか書いてあるか書き出して、
買い物と休憩をひいてみましょう。
こんな感じです。
3.結論をまとめる。
買い物と休憩をひいて残ったものは、以下ですね。
・地域の情報がわかる
・地域の特徴がわかる
・地域でとれた野菜が食べられる
これって、どういうことでしょうか?
たとえば、どんな情報でしょうか?道路、観光、医療などですね。
たとえば、どんな特徴でしょうか?文化、特産品などですね。
野菜は、それ以上具体的には書いていないですね。
つまり、まとめると、例えばこんな感じでしょうか。
①地域の特ちょうを知る
②地域の良さに触れる
③地域のいろいろな情報を知る
父は、①を最初に思いつきました。みなさんはいかが?
ちなみに、模範解答は、「地域の情報について知る」だそうです。
まあ、同じかな?
■2. お:生産から加工、販売まで行う
聞かれていること:6次産業化とは生産者が〇〇こと?
答えるまでの考え方のステップ
1.6次産業ってなに?
6次産業って言葉を聞いたことがないかもしれませんね。
父は、知りませんでした。
でも、知らなくても、とけます。
この手の入試問題は、知識を問うのではなくて、
考え方を検査している感じがしますね。
これからもそういう問題が出てくるでしょう。
問題文のなかにヒントがあると信じて、進めましょう。
2.どのへんに答えがありそうかしらべる。
直前のあいちゃんの文章を見てみましょう。
「資料13,14から考えると・・」
資料13と14に答えがありそうですね。
3.資料13と14を見てみる。
資料13は、1×2×3=6 となっていて、
6のところに6次産業とかいてあります。
つまり、1次産業と2次産業と3次産業をかけて、
6次産業と言っているようです。
なので、6次産業とは、1次×2次×3次の掛け算で
できているといえるみたいです。でも、意味があまりわかりませんね。
そこで、資料14を見てみましょう。
生産者さんが、作物を生産し、道の駅で作物を販売するか、
作物を加工して販売すると書いてありますね。
ちなみにこの資料のタイトルは、"6次産業化"だそうです。
ここで察しが良ければ、このような構造になっていることに気づけます。
・1次産業とは、生産をすること
・2次産業とは、加工をすること
・3次産業とは、販売をすること
・6次産業とは、生産と加工と販売を行うこと
このあたりから、「生産者が」に続くいいかたを考えて、
生産だけでなく加工や販売も行う あたりがいいかなと思いました。
★もしここの構造に気づかなくても、
直前の父の言葉を見てみましょう。
「1次産業とは生産にかかわる産業」
「2次産業とは加工し製品を作り出す産業」
「3次産業とはスーパーやコンビニなどの小売業」
このあたりから、さっきの答えにつながるかなと思います。
ところで、1×2×3も1+2+3も6ですね。
かけるというより足すイメージなのは、父だけでしょうか。。
■補足:道の駅にそんな狙いがあるとは・・
前に触れたんですが、父の故郷は栃木県の宇都宮というところいあります。
柏の葉から車で2時間くらいのところです。
道中、いくつか道の駅があります。
普段はトイレくらいしか使わなかったけど、よく思い出せば、地域の野菜とか、加工品がやたら売っていたのを思い出しました。
せんべいとか、特産品のポテチとか!
つまり、道の駅は、立ち寄った人に地域についておしらせする場を提供している機能があったんですね!
今度から、少し息子たちに説明しながら休憩してみようと思いました。
ちなみに、通り道の道の駅はこんなところです。
最近できて話題のところも。
こうしてみると、地域の名産品をメチャクチャ推してる!
入試問題で気づかされるとは。