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解いてみた【千葉県立中学入試】21一次:1-1 2あい 答えを予想しながら計算しよう
■noteに書く意味合い、目標
前回書いてみた。ここを参照!
これは、柏の葉にすむ保育園児の父が、
中学入試について早すぎる研究を開始し、子育てに生かすための記事。
■1.あ:107万人
聞かれていること:千葉県で出国した日本人の数
答えるまでの思考ステップ
1.どこを見ればよいか
2018年の千葉県の出国した人数ということで、
資料8かな?と思ってそこをみてみましょう。
2.計算がいるのか考える。
出国した人数は書いてないですね。
そのかわり、日本人人口と出国率がありますね。
出国率とは、※2で出国者数÷人口×100とありますね。
計算式にするとわかりにくいけど、出国率って言葉の意味を考えると、
県の日本人全体のうちの中で、国外に行った人の割合かなと感じますね。
ってわけで、この辺りを計算すればいけそう。
3.計算してみましょう
千葉県
日本人:614万人
出国率:17.4%
出国した人の数は、6140000×17.4÷100=10680000
ってことで、106.8万人。
整数で答えるってことで、107万人。
ちなみに、父は計算を間違えました。
けど、四捨五入の中でたまたま107万人になりました。
偶然だけど、ちょっと言い訳。
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■2.い:1.6倍
聞かれていること:(文脈から考えると)、
2018年に日本を訪れた人は、出国した日本人の何倍か?
答えるまでの思考ステップ
1.直接答えは書いてあるか見てみる。
資料8でも9でも、何倍とかは書いてないですね。
計算が必要っぽいと判断。
2.何を計算すればよいか考える。
日本に来た人の数(1)と、日本から出た人の数(2)を
比べていますね。
(1)は3119万人と書いてあります。
(2)は冒頭の父の言葉から、1895万人とあります。
よって計算するのは、
3119万人÷1895万人 ですね。
単位は両方"万人"ですので、3119÷1895を計算します。
答えは1.64・・・となったので、1.6倍
※今回は小数点第一位で答えるとあるので、
1.64の4を四捨五入して、1.6としました。
しかしこれを無視してふかぼって割り算を続け、小数点第三位から四捨五入すると、あれ?1.7倍になってしまいます。
良かれと思って第三位まで計算すると答えが変わってしまいます。
これって不正解なんでしょうか?
まあ、四捨五入して第一位まで書くこと。
とあるので、第二位までの計算でいいのでしょうかね。
個人的には納得がいかないところ。
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■補足1:時間がないけど無理やり計算しよう!
時間がない中で計算を完璧にやることは難しいかもしれません。
ただ、自分の間違いやすいクセ(負けパターン)を理解して、
そこをカバーできるとよいですよね。
もし計算を間違えても、点数をとれるようしがみつけるように最後まであきらめない人でありたい。
そんな父の戦略は、コレ。
戦略1:誤答率を下げる。そのため、計算量をたくさんこなす!
戦略2:いつも、だいたいの答えを予想するクセをつける!
この戦略をもとに日々訓練して、本番に臨みたいです。
臨むのは息子ですが。笑(ごめんよ、ガンバレ)
■補足2:詰め込み(戦略1)はためになるか?
戦略1は、いわゆる、詰め込み式。
父(1985年生まれ)は、公文式を3~5歳くらいからはじめ、
15歳までひたすら計算をしていました。
誤答は物心ついた時からそうとう多かったと思います。
父の通ってた公文式は、教室に登校したら計算ドリル(1枚30問くらいある)をひたすらやって、
先生に提出⇒採点⇒間違いを解きなおして提出⇒採点⇒ときなおし
をひたすらしました。父は、1枚をやるスピードは早かったが、
3回はやりなおしていました。(人より多かったと思う)
これに問題意識は特になくて、むしろ早く終わることで優越感すら感じていました。そのまま15歳まで育ちました。
しかし、受験シーズンになるとミスすると終わることに気づき、計算スピードを落とすことで正答率を上げることを学びました。
結果的に第一志望高校にうかったので、まあ、わるくはないかなと思います。(異論はあるかと思います)
■補足3:だいたいの答えを予想しましょう(戦略2)
今回は6140000×17.4%というちょっとめんどうな計算でした。
少なくとも暗算は難しい。
こんなとき、まずはだいたいどれくらいの答えになるか予想するといいですね。
ざっくり計算の例
・614万人を、約600万人とする。
・17.4%を、約20%とする。
この場合、600万人の20%は120万人ですね。
てことで、まあ100万人くらいのレベル感かな~
という予想をしておりました。
答えが、107万人とでたので、
まあ、そこまで変な数字じゃないかな?と考えて次に。
こういう、感覚的にどのくらいの答えになるのか予想するクセはあったほうが良いかなと思います。
日常生活におきかえると、こんなところで力を付けられるかなと。
・スーパーでの買い物で、カゴの中の商品の合計額を予想させる
・乗り継ぎを何回もする電車の旅で、到着時刻をなんとなく予想させる
ここまで私見を述べましたが、
結局は、息子にとっていちばんいい教育方針をとるのがいいですね。