解いてみた【千葉県立中学入試】21一次:1-1 こ 言語化力をアップするには?
■noteに書く意味合い、目標
前回書いてみた。ここを参照!
これは、柏の葉にすむ保育園児の父が、
中学入試について早すぎる研究を開始し、子育てに生かすための記事。
■1. こ:一体(感)
聞かれていること:以下の文章に二文字の漢字を入れる。
答えるまでの思考ステップ
1.連想してみる。
まちの雰囲気をそろうと、どんな感じになるか?
まずは、適当に考えてみましょう。
統一感?一体感?均一感?均質感?重厚感?高質感?
2.ただのいいかえか、さらに意味を追加しているか切り分ける。
雰囲気を"そろえた"ことの言い換えは、
統一感、一体感、均一感、均質感。
雰囲気をそろえたから、どうなったかをいっているのは、
重厚感、高質感。
ここでは、雰囲気をそろえて、地域が活性化していくことを書いているけど、そろえたらまちがどのように見られるようになるかまでは書いていないことを考えると、単純に言い換える程度でよいのかもしれません。
また、そろえるといっても、完全に質をそろえたわけではなくて、見た目のかざりとか形をそろえた程度だと思います。お店の商品の値段とか、サービスの内容まではそろえていなそうです。よって、均質、均一はちょっと違う感じがします。
これらのイメージから、統一感、一体感あたりが第一選択でしょうか。
■補足:言い換え上手になるには? 過去を回想した。
言い換え上手なひとっていますよね。
父が最初に見つけたのは、大学に入学してすぐできた友人Kでした。
(ここからしばらくエピソードトークなので飛ばしてもいいです)
わたしはKにいいました。
父「好きな人ができた。(仮に、アイちゃんとしましょう)
いままで見ているだけでよかったのに、
アイちゃんにも好きになってもらいたくなった」
Kはこう言いました。
「まるでアゲハ蝶だねえ」
ちょっと何言ってるか意味不明なサンドウイッチマン状態だと思いますが、ちょっと解説します。
父が大学の時は、アゲハ蝶という曲が流行っていて、
夢で逢えるだけでよかったのに、愛されたいと願ってしまった・・みたいな歌詞だったと思います。それを、Kは自分にたとえて言ってくれたのです。
この気持ちの変化をアゲハ蝶といって通じるのは当時の流行りもあるので普遍的な言い換えではありませんが、
Kは、瞬時に、きれいに、父の知らない世界観で言い換えたのです。
わたしは、新鮮な気持ちと同時に、
自分の語彙力のなさに気づかされました。
それから、父は、なぜそんな言い換えをKができるのか考えました。
父は、アゲハ蝶の曲は何度も聞いたし、カラオケで何度も歌っていました。
でも、その歌詞を言葉として理解せず、ただ発していただけで、なんの意味も理解していなかったので、感じることもありませんでした。
ただKは、歌を(おそらく何回か聞いただけで)言葉でとらえ、その意味を自分なりに理解していたのです。
だから、父のぽっとしたはなしに、さらっとたとえて言うことができたのです。そこから、父はKを観察しました。
Kの話は、長くなるのでまたいつかします。
要は、言い換えは一日にして習得できるものではなく、多くの言葉に触れ、その言葉の意味を毎回考えて、自分の言葉にして発信する訓練が必要なのかもしれません。
そこで、こういう言い換えスキルは、どうやったら身につくの?
ChatGPTに聞いてみました。
そうすると、こんな回答が返ってきました。
大事と感じた部分を整理し、父なりに解釈してみました。
まず、概要はこうです。
あくまでも言い換えをするのは子供自身です。
そのために、親が最大限やるべきなのは、(What)
言葉を覚えたり、使うなどの、語彙力をきたえ、実際にアウトプットさせて実戦機会を与えることであると思います。
語彙力、発想力、アウトプット力を
具体的にどのように向上させるのかは、(How)
上の図の通りなのかなと思います。
まとめるとこんな感じ。
こどもが自分で疑問を持った実話がひとつあります。
「パパ、どらえもんがこんなことを言ってたよ。
『タイムマシンから落ちたら二度と戻れないぞ!』
ねえねえ、二度と戻れないってどういう意味?」
こういう疑問にキッチリ答えていくことが大事だなと思いました。