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習慣化は「赤ちゃんレベル」で
突然ですが、あなたの特技はなんですか?
・これは誰にも負けない!
・これはなんかめっちゃできる
・これのオタクです
みたいなやつ。
さあ考えて。
レッツ!シンキングターイム!
・・・・・・
・・・・・・・・・・・・
タイムアーップ!!
さぁて、いくつ思いついたかな??
たくさん思いついた君も、
何も思いつかなかった君も、
それらはすべて忘れてください(ゴメン)
今回の記事の真のテーマは、
「できること以外みんなアカチャンなんだから」
ベイビーステップというやつ
ベイビーステップというものをご存知だろうか。
直訳で赤ちゃん歩き、ハイハイのことだよね。
新しい習慣を作りたい時、赤ちゃんレベルで継続してみようというライフハック。
もう年末だしさ、「来年はこれをやりたい!」みたいなこと、ない?
それ去年も言ってなかった?
僕は10年くらい言ってたりする。しんど。
1歩目に着手することを目指す
以前こんな記事を書いたことがある。
これは完璧主義過ぎて行動に移せない人は「6割クオリティで生きろ!」という内容だったけど今回はまた別物。
今回はめんどくさがりなお前様はどうしたら習慣付けができるのか、という話。
さて、やる気スイッチはどこにあるかご存知だろうか。
脳天でも脊髄でも蒙古斑でもない。
どうやら人間の脳は「行動を始めた後からエンジンが掛かる」という仕組みらしい。
全くもって人体は不完全極まりない。
設計ミス多すぎでしょ人類。
では例え話をいくつかしてみる。
ランニング編
挫折ランキング上位に位置するトレーニング系。
成果を出すために自ら負荷をかけなきゃいけないんだから当然っちゃ当然だよね。
ではランニングのベイビーステップ!
『例.ランニング→靴を履いて外に出る』
そう、走らない。
「走らんのかい」となるかもしれないがこれがめちゃめちゃ効果的。
特に冬の寒い冬なんかもうわざわざ運動着に着替えるのも外に出るだけでもかなりの労力を使う。
その後遥かに高い労力を伴うランニングなんて鋼の精神力とも言える。
ので、「靴を履いたら終わりでもいい」が正解。
「家の前の最初の曲がり角まで走る」でもいいけど、それだと雨の日億劫じゃない?
実際に走るかどうかはその日の気分次第で任せていい。
筋トレ編
筋トレも無理無理。
継続とかハードル高すぎ。
のでここでのベイビーステップ!
『例.筋トレ→壁立て伏せ×10回』
注目すべきは腕立て伏せではない。
”壁”立て伏せであるところ。
壁立て伏せというのはリハビリとかでやるやつらしい。
普通の腕立て伏せを立ったまま壁に向かってやるやつ。
ほんとに負荷がない。
高齢者でもできる。
筋肉皆無の僕でも余裕でできる。
ただこれを綺麗なフォームでやると少しだけ負荷を感じられる。
30秒くらいでできるし簡単だし時間もかからない。
面倒な日はそれで終わりでいいし、やる気スイッチが入ったらそのまま他のトレーニングもやっちゃおう。
目的は「習慣付けをすること」なんだから。
楽器練習編
僕はギターを弾く人なのでギターで例える。
有名な話で「一日一回ギターを持ってみる」というものがある。
やっぱりこういう知恵袋って昔からあるのね。
実際、ギターを持って1分くらい弾いてると、そのまま楽しくなってきちゃったりする。
これもベイビーステップ。
「持って、構える」までがハードルが高い。
本当は弾きたいんだからそれさえできちゃえばその先はカンタンなんだよね。
読書編
読書が苦手な人って「長時間集中できない」とか「内容がなかなか頭に入ってこない」とかって話をよく聞く。
noteユーザーにはあまりいないかもだけど。
のでこの場合のベイビーステップは、
『例.読書→本を開いて1ページだけ読む』
これでいい。
内容は入ってこなくていい。
目で追うだけでもいい。
体調が悪くても限りなく低いハードルで「一応最低限はこなせた」というのが成功で正解。
秘訣は「挫折の阻止」
ここまで読めばおわかりかと思うが、「最低限はできた」という満足感をちゃんと味わうのがベイビーステップの要になっている。
継続ができない理由あるあるも「続けられなかった時の罪悪感」が大きい。
そのため超赤ちゃんレベルのハードルに設定して「今日も達成できた!」を続けるのが超大事。
赤ちゃんは気ままに遊んだお絵描きをママに見せるだけで褒めてもらえるべきなんだよ。
設定目標は「消費MP1」が目安
MPは例え。
もちろんRPGなんかでよくあるやつのこと。
ハミガキが消費MP3、お風呂が消費MP5くらいだとして、壁立て伏せみたいなアニメ観ながらでも音楽聴きながらでもできる消費MP1の設定を目指す。
そのオマケとして「続きもできたら儲けもの」くらいにするのが目標。
実際に使っていたアプリ
僕は下記のアプリを使っていた。
(ステマではない!!!!)
この作者はこうしたライフハック系のシリーズをいくつか作っているが、これは特にシンプルで無駄がなく使いやすい。
恐らくだが「利益目的じゃない」というのがとても良い。
このアプリ、課金すると応援の声が変わる。
厨二病患者の僕は厨二モードに課金してしまった。
不思議なことに普段課金しないくせに、こういう利益度外視のアプリには「ありがたいしお金払ってもいいかな」なんて思ってしまう。人のサガというものか。
もちろん自分で管理できるならこれである必要はないよ。
ハードル下げまくる代わりに必ずやる
そう、このベイビーステップというシステムはハードルがバカみたいに低い。
自分の中の赤ちゃんレベルで設定するからだ。
だからこそ後は「自分がやるかどうか」に掛かってる。
言い訳が通用しないレベルで設定する。
ちなみに僕は前述のアプリでタイマーを設定しておいたので、居酒屋で壁立て伏せをやったこともある。
話のネタにもなるが、何より「居酒屋に来てまで実行した自分」を思い出すとハンパなく自分に自信がつく。
めちゃくちゃオススメ。
まとめ
いかがだったろうか。
たいして濃い内容ではなかったけれど、新年に向けて新たな抱負を抱いている人は少なくないと思って書いてみた。
これを書いたのは2022年の12月30日、新年にはあと2日ある。
もしも来年から頑張りたいことがある人に少しでもこの記事が参考になったら嬉しい。
あと2日は思い切り休もう。
新年から一緒にスタートを切ろう。
それじゃ、良いお年を。