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コレが福島の現状 2021.4.23 烏賀陽オンライン①

テレビ、新聞が報じない福島の現状をnoteで報じてくれる。
福島の現状を10年間取材されてる烏賀陽さんの動画を見る。

先週、福島に行かれていた報告を聞く。
勿論、今度出てくるnoteも買うつもりです。

東日本大震災から10年が経った。

人が居なくなった街。
それを忘れて行く俺たち。

でも、あの時から時の止まってる処がある。。
福島県大熊町。

この記事に出ておられる木村さんのお宅は整地されて「中間貯蔵施設」になっている・・・

東日本大震災、戦争級の事が起きた、、、
自然による大量虐殺、大量破壊。

その被害者の一人。

大熊町の木村さんのお父さんは消防団が、引き上げる時には、負傷して生きていたかもしれなかった。

福島第一原発事故で原発がメルトダウンした事により、3月12日に全員(警官、消防官、消防団全員)強制退避しないといけなかったらしい。

瓦礫の下に残された人が居たのに。。。

うめき声が聞こえていたのに、、、

それが、大熊町、双葉町、浪江町、富岡町等の直径40㎞の沿岸沿いで起きた悲劇だった??

そして、後日。
木村さんのお父さんは近所の田んぼで遺体が見つかる。
木村さんの奥さんは40キロ離れたいわきの沿岸部で浮いていたのが見つかった。

木村さんの父・王太朗さんの遺体は、震災約1ヶ月後の2011年4月に自宅跡前の田んぼで発見された。妻の深雪さんは、同年6月に見つかった遺体のDNAが一致した。自宅跡から約40㌔南に離れた、いわき市の沖合200メートルの海上だった。
(フクシマからの報告 2021年冬より引用)


でも、娘さんは見つからない。

2016年12月に(汐凪ちゃんの)遺骨の一部が見つかったんです。次の年の1月、2月までは見つかってたんです。それから環境省が主導してそこの捜索を一通りやって、最終的に(全身の)2割ぐらいしか見つかってないんですよ。
(フクシマからの報告 2021年冬より引用)

木村さんが必死に家の周辺を調べて、ようやく遺骨を見付け。
環境省が木村さんの自宅跡周辺を「中間貯蔵施設」として整地したから最終的に(全身の)2割が見つかった。。。。。

たった2割、、、
いまは「中間貯蔵施設」だから。。。。

さらに、伝承館の近所に住まわれていた方は。
祖母と妹を亡くしておられ、その伝承館の側には・・・
ホテルが建ってるらしい。

経産省から補助金が総額630億円が出たから建てたそうな。。

福島第一原発、中間貯蔵施設で働く労働者が宿泊するための施設を造るために補助金が。。
他の街でも建ってるらしい。

福島第一原発、中間貯蔵施設で働く労働者は13,000人。
双葉町に帰って来た人数は0人。
大熊町に帰還した人数は238人。

1つの街が滅んで、原発処理場になってしまった・・・

なんてグロテスク。。

本気で酷い。
コレに目を瞑ってるテレビ、新聞にも。。

この国のテレビ、新聞は広報なんだと再認識。


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