【どたどたかーちゃん年の暮れ】
🐱年末年始のかーちゃん(姉です)日記
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🐱ここから今宵のかーちゃん日記
1
「今月はもうばたばたやったんよ、もう掃除もできてないし、家のなかはすっちゃかめっちゃかだし、お義母さんごめんなさいって感じやわぁ、、、」
どん♫
ちなみにこの擬音
かーちゃんが荷物を置いた音である。
かーちゃん家に着くなり話しだす。
「...でさぁ、ダンナはダンナで私の誕生日も覚えてないし、もうなんなのっ、◯△!⬜︎&※♯!、あ〜これこれ、ほらあそこの、前に話したお店で売ってたやつ、、美味しいわよ、◯△!⬜︎&※♯!」
どどん♫♫
かーちゃんは結婚し都内に住んでたんだけど今は関西の某A市に住んでいる。
なので影響されやすいかーちゃんは話し言葉が関西弁もどきになっている。
「あんな大きな船が揺れたのよ、でもお腹減ってたからご飯は食べたわよ!もったいないじゃない、あんたも残さず食べなあかんよ、◯△!⬜︎&※♯!、そりゃあどんぶらどんぶらって右に左に揺れたわよ、でもお風呂には行ったわよ!だって、もったいないじゃない、」
そう、みなさまお察しのとおり(別に察しなくても支障はまったくないです)、かーちゃんはフェリーに乗ってこの小樽まで来たのです。どうも会話からはもったいない星人も一緒らしい。。。
さっきからの◯△!⬜︎&※♯!は、うにゃうにゃという、よくテロップでみる聞き取れないところです笑
2
ガチャガチャガチャガチャ!
「これこれこれ、、ここの醤油も美味しいのよ、、あんた刺身醤油いる?(ガチャガチャ、なんかキッチンを物色されてる)、あらもうないじゃない、、そういえばあそこのおばちゃん◯△!⬜︎&※♯!、、、あんたみかん食べるでしょ」
どどどどん♬♬♬♬
わたしが闇落ち?したとき小樽行きの背中を押してくれたあのオトコマエのかーちゃんはどこいった?
2、3年で人はこうも変わるものかと驚くわたし。
「あんたもそんなんじゃだめじゃない、、、うんたらかんたら、たしか3丁目の何だっけ、ほら、あの子よ、◯◯ちゃん◯△!⬜︎&※♯!、、、」
◯◯は思い出せないらしい。
お〜い大丈夫?かーちゃん。。。
と思っていたら、
どどどどどどどどど〜ん!!♬♬♬♬♬
「ひゃひゃひゃひゃひゃ。。。。」と変な声
床で滑って尻もちをつく。
笑ってごまかかす
もちろんわたしではない。かーちゃんが。
まぁ、ケガしなくて良かった。
3
ヨイッショ!ヨイッショ!
ひと息ついたら今度はかーちゃん荷物をわんさか部屋に運びいれはじめた。テーブルやらイスやらクッションやら。。。なぜ?
かーちゃんはクルマできたんだけど、出るわ出るわ荷物の山。かーちゃん引っ越しですか?
おそるおそる聞いたら、「いいじゃない。あんたほら手伝ってよ。あの子も来るんだから」とニヤっと笑う。
あの子とは1番下の妹。たしか来るって言ってた。
どうもかーちゃんは年末年始を姉妹で過ごすため長姉(ちょうし)としての責任を全うするべくいろいろと持ってきたらしい。お菓子の山が物語っている。。。
はい。と素直に手伝うわたし。
かーちゃんのニヤっは妹としてはとてもこわい。
絶対このあと、何か無理なお願いされそう。。
まぁ、久しぶりの再開だから嬉しいんだけどね。
でもかーちゃんどんだけ荷物もって来てんねん。
わたしまで怪しい変な関西弁もどきになってもうた。
とにかくかーちゃんはとっても忙しい年の暮だったことはわかった。
...たしかにあの子も来るって言ってたし、なんかとってもすごい年の暮れと年の始めになりそうな予感がする。
ちなみにかーちゃんの独演会はその後もずっと続きましたとさ笑
…っていうお話。
[投稿にあたりfeaturecompassさんのイラストを使用させていただきました。ありがとうございます。]
20231229