【母川回帰】
人は死を古里で迎えたいという
かつての古里を見たくなるともいう
この不思議な現象は君にも当てはまるのだろうか
君は何を思い古里にもどるのか
人は母の羊水のにおいなど覚えていない
でも君は覚えているんだね
生まれた母なる川のにおいを
そして大海原を回り、また母なる川に帰ってくる
子を産むために
母なる川に抱かれるために
…ていうお話。
🍙おまけ
小樽運河につながる妙見川(於古発川)の鮭さんは遡上する川を間違えた迷った鮭さんだそうです。川もその先の堺橋より上流へは構造上段差になっていて、ほとんどの鮭さんは遡上できなく力つきてしまいます。その数があまりに多くなると週に1回役所が整理するそうです。
妙見川は『ゴールデンカムイ』にも登場する旧百十三銀行(現小樽浪漫館)の前の川です。於古発川(おこばち川)ともいいます。
わたしは北斗七星に縁のある「妙見」にひかれるので妙見川と書いています。浪漫館の先、旧光亭にいく東雲町の坂の途中に小さいですが「妙見堂」という堂宇があります。この堂宇から下流の於古発川を妙見川と呼ぶそうです。
ちなみに勝納川を遡上する鮭さんはがんばって水源地近くまで遡上することもあるそうです。こちらは鮭さんが遡上しやすい川底を考え、河川改修をおこなった結果みたいです。勝納川には散策路もあるので間近に鮭さんをみることができます。でも釣ったら捕まります笑。
かき氷の美味しいお店のおじさまから聞いたお話です。
撮影場所:小樽市 妙見川(於古発川)、勝納川、妙見堂Photo by かしるい
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20230922