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【相談】迷って悩んで時間がかかる!それでも小説を完成させるには【会話劇Tips】


■【相談】執筆スピードを上げたいです

お嬢様こんにちは
ちょっとしがない字書きの悩みを聞いてください
最近二次創作の短編を書きました。短編といっても3000あるかないかぐらいの長さです
書いたのですが……この短い小説を書いた時一日中500文字ぐらいしかかけず書き切るまで数日かかりました
他の字書きさんなら一日で書き終えるレベルです。己はここまで才能ないんだってことに逆に驚いています
ゆくゆくは長編を書いて同人誌を作りたいのが夢なのですがこの体たらくだといつまでも作れる自信がありません
一日で数千字の短編を書ききるコツとかないでしょうか?
よろしくお願いします

大丈〜〜夫!!ゆっくり!!ゆっくりでいいので続けることが大事ですヨ〜〜〜〜!!!!!
1作書ききれた、まずはそれだけでエクセレント!!無から有を生み出したというだけでスペシャルなプライスレス!!素晴らしいことですワ〜〜!!!!

わたくしの尊敬する同人作家さんも、速筆ではない方いらっしゃいますヨ。1時間に数百字ずつとかで、緻密にきれいな言葉を綴ってそれはそれは濃密な文を書くので、速度だけが巧拙を決めるパラメータではありません♡

※すいません、筆が滑って書きすぎたので、しばらく初心者さんは読まなくていいくだりが続きます。

↓↓↓商業向け 意識が高すぎるエリア↓↓↓

また、「一日で数千字の短編」はかなりのハイレベル!!当たり前ではなく、相当……!相当上澄みですヨ……!!
学校やお仕事がある日はまず厳しいし、休日でも「思いつく時間」と「書く時間」「整える時間」を入れると、人を楽しませる作品を一日一作完成はよほどよほどの高難易度。
書くための環境、体力、時間を作る仕組み、集中状態への入り方など、地道な修練が必要です。もっとも、ビギナーズラックもありえるけれど、半年に一度ラッキーで出せるか、それとも「高クオリティな話を安定して生産できる」まで仕上げるかでもかなりレベルが違います。そこまでいけば商業ですけどね。
「みんなできて当然の基礎、最低レベル」ではなく、適性と努力に裏打ちされた……しかし頑張ればきっと、みんな自分なりに身に着けられるスキルとしておきましょう。

思いつく→情報を整理する→言葉を選ぶ→アウトプットの過程がスムーズにいくかどうかはひたすらに慣れ!筋トレ!

読書のインプット、書くアウトプットがたくさん必要です。そしてどちらが大事かというと………大量インプットをおすすめしますワ。というのも、「初心者から初めていきなり人気作家」みたいなコースは、たいてい背景に化物じみたインプットがあるので。

アウトプットの習熟に関しては単純に筋トレ。技術だけでなく、「机に向かって作業する習慣」込みで数カ月から1年、「ガチ」で書けば結構モノになってきます。大事なのは高度な技術でなく、書き続けること。シンプルな表現でいいからとにかく完結まで書くこと。粘りと体力。

……なぜインプット重視かというと、「言葉にする力」の方は稚拙でもまあOKなんです。「文章力がないけどアニメ化された小説」とか結構あるじゃないですか。でも、インプットの結晶である発想は、発想だけはオンリーワンに輝く必要があるので……!

嬉しいことに、正しいインプットを大量にすれば、自然と語彙力や「こういう書き方をすれば読者に情報を伝えられる」のケーススタディが積み重なるので、得しかない。プロの本をインプットしましょう!

↑↑↑商業向け 意識が高すぎるエリア↑↑↑

……おっと!プロを目指すような意識バリ高なことを語ってしまいました。 ご趣味なら、楽しく書ければOKヨ!
そして、大親友が同じことをしたときにかけないようなひどい言葉を、どうか自分に向けないでネ……!

「長編を書いて同人誌を作るのが夢」とのことなので、希望に沿って「将来的にどう長編完成にこぎつけるか」で考えますネ。

「完成した」の喜びを得るために、まずは書きたいシーンだけのSSからやっていくのはどうでしょう?
数千字、画像4枚に収まる程度ならSNSで見てもらえる率が高くてやる気を継続させやすい。 イメージは4コマ漫画(1~4つ)や、数ページの漫画と同じくらいの情報量ね。

こういう、「短く完成させる」を繰り返すうちに自然とアウトプットの筋トレができるし、後述の「短時間で満足を与えられる」スキルを身に着けた長編作家は……ものすごいですヨ〜!!!

こちら、「4コマ漫画を参考にした、ワンシーンやSSの書き方」です。
方向性がそれたので独立した記事にしました。

◎ボトルネックを見つけましょう

手が止まってしまうのは、ボトルネック(どこで詰まるか)が分かれば対策を練ることができます。ここにだいたい書いてあるので見てちょうだいネ。

not速筆要因を大別すると
①「アイディアの思いつきを待って時間がかかる」OR
②「思いついたことをどう言葉にしようかで詰まる」になります。
メッセジお嬢様はどちらでしょうか?

①は、プロット作成と執筆を分けることで対応可能。エンタメ長編小説講座で詳しく書いています。

②については大量インプット&アウトプットの筋トレがおすすめね。
まず書きたいことを、いちばんシンプルな言葉で思いついたままに表現できたらOK!飾らなくてヨシ、背伸びしなくてヨシ、普段の自分の、自然な言葉遣いでいいんですヨ!
(地の文講座はそれより上の段階の、表現の豊かさについてフォーカスしてます)

基本的には、SSが書けるようになる→SS複数を組み合わせて短編が書けるようになる→短編を組み合わせて長編へ の流れが書きやすいです!

ただ稀に「短編が苦手でいきなり長編」とか、「長編より短編のほうが実は大好きで書ける」みたいなパターンもあるので、視野は広く色々試してみてネ!

■応援いただきました

遅筆お嬢様のお悩み見ました!

私も遅筆で1日300〜500しか書けませんが、毎年二冊本を出しイベントにも出ています!
毎日コツコツ続ければ必ず本は出せますし、早割も使えます。
一緒に頑張りましょう!

3000字の短編を書き上げたお嬢様へエールを届けたくてお邪魔しますわ。
私も書き始めた頃は1000字の掌編がやっとという感じでした。でも書き続けていくうちに1万字くらいは書けるようになり、薄い同人誌を出し続けて少しずつ字数を増やしていき、十年後にはプロットを立てて10万字の長編を書けるようになりましたわ。でも今でも調子が悪いと100字も書けない日がございますわよ。
悩んでいらしたお嬢様へ、少しでも参考になりましたら幸いですわ。心より応援しておりますわ。

先達のお嬢様がた、素敵なエールをありがとうございます!
経験者の方の言葉は勇気がもらえます……!

■助太刀いただきました

◎パロで練習を

短編書きお嬢様への耳寄り情報ですわ~!
まずは斜線堂有紀先生(TwitterID:@syasendou)という作家さんがやっていらっしゃる「不純文学」というSSをいくつか読んでみてください。書籍版がつい先日発売されたのですが(これは勝手に宣伝)、本人のTwitterでも全部読めます。
私のおすすめはこの「不純文学」のオマージュでSSの練習をすることです。オリジナルネタを考えるのは当然、過去作から自分の萌えツボにドンピシャのものを探してパロにするのも楽しいですよ。
執筆の練習だけでなくアイデア出しの練習をするのにも向いていて、自カプの萌え萌えSSがドシドシ増えるのでモチベーションが上がります。本家を読んでみてピンと来るカップリングの方はぜひぜひお試しくださいね♡
(斜線堂先生は理解がおありな方で、オマージュOKと言ってくださっているので安心です)

…………!!!!!!!!!!
す、好き~~~~~~~~~!!!!!!!!!

「超越」してる先輩のすこしふしぎでほの暗いお話、ハチャメチャに素敵~~!!おシェアありがとうございます!!

ちなみにツイッター検索では「オマージュOK」のソースにたどり着けなかったので、もしやりたい方は慎重にご自分で調べてください。

※どのくらいOKかはわかりませんが、一般的な「マナーあるオマージュ」はこんな感じです
①オマージュ元をリスペクトと共にキャプションなどに書き、自作発言は絶対にしない
②なぞりすぎることなく、メインは自身が考えて書く。引用のルールと同じで、あくまでもメインは自分の創作。発想や一部だけ、「あれのオマージュだね」と分かるように書く

※名前をすげかえただけのコピペレベルは、「オマージュ」でなく「コピペ・トレース」にあたるので、(発表は)やめましょう。
ストーリーメイカーオマージュの意味【例あり】パクリ/パロディ/リスペクトとの違いより


ゼロから自分で発想するのは難しいので、ネタ元や「型」を使うのはすごいいい手ですよネ!

たとえばお同人界隈でよくあるAU・パロは、型があるからなぞって書きやすい。「お約束」ありきなのでそれを破る「逸脱」で新鮮味も狙える。

オメガバース
・強制的な発情期、自分のセクシュアリティや恋心を最初は認めない。が、運命的に惹かれる相手と結ばれる(運命の番)
ドムサブユニバース
・自律神経を整えるためにSMコマンドだけする仲だったが、信頼関係の構築と共に心まで結ばれる
観用少女
・見初める出会い、お世話のルール
記憶喪失ネタ
・恋人の記憶喪失、忘れられショック、なんでもない関係だと嘘をついたが思い出してハピエン

よくある型の一例

度々言っているのだけど、初心者はこうやってシナリオを「外注」するのがおすすめですね。その分浮いたリソースを、「キャラの動きの考察」や「文章表現」に使う。

TRPGを自作小説の主人公でプレイするのもいいですネ。すべての行動について「このキャラはどういう言動をするかな」という判断を挟むので、「判断」を鍛えられます。
それをリプレイ小説にしたら、「シナリオ以外」ができました!(※公開とかするならルールやマナーを守って)

特に「判断」の筋トレについては無限の可能性アリ!
何かを食べたとき、旅行したとき、面白い物語にふれたとき全てについて「主人公ならどうしてたかな」と自由に想像できるので、いつでもどこでも想像筋が鍛えられますネ♡

◎月単位ノルマで管理を

自他ともに認める長文書きですわ!
3,4年くらいかけて30万字ちょっとの作品を書いていると白状したとき、漫画同人お嬢様の実弟にうっすら引かれましてよ……。
どうやってモチベ保っていらっしゃるの?と弟お嬢様に聞かれたのですが、それはもう文字数(成果物)の細かな記録と細かな目標達成でしてよ!!
というわけで、お悩みお嬢様の助太刀になればと、書く速度…というか測り方のお話をしますわ。

1日に500字、わたくしも経験ありますわ……ですが日によって取れる時間も変わりますし、得意なシーンや書きづらいシーンなどもあるかと思います。調べ物などの有無でも変わりますわね……。

ですのでわたくしは1日単位ではなく毎月単位で計測+ノルマを課しておりますわ。ノルマを1万字として、合計1万字書いたら他の趣味を優先したり、気がついたら1.5万とか2万とか書いていたり、わたくしの場合様々ですわ!!
とはいえ家屋保守の都合で突然お引っ越しが生えたシーズンなどは月に5千字で低迷していましたわ…。

というわけで、時期によってノルマ設定を調整したり、低めから始めて徐々にノルマを増やしたり……というのは臨機応変にやりながら、こまめに記録+期間ごとに合計を出して満足感を得るのが長続きの秘訣でしたわ!!(わたくしの場合)
また、完成作品1つでノルマクリアの月も、いくつかの未完成作品の追加文字数合計でノルマクリアの月もありますわ。

文字数記録用に別SNSのアカウント(わたくしはくるっぷ様でやっていますわ)を取るなども手でしてよ。いつものテェムラインでやると何処行ったか分からなくなる方にオススメですわ。
それと、追加した文字数を測りやすい環境(エディタ)も必要ですわね。文字数測るのめんどくさ!になると長続きできないですので……。
わたくしはnotes様にお世話になっていますわ。

うまくまとまっているかしら?1日の成果が1ヶ月分あればハピハピですわ。たくさんのお嬢様に幸せがありますように!

数年で30万字⁉️コツコツ積み上げてすご〜〜い!!!!BIG偉業ですワ❣❣

実績がある方の体験談、おおいに勉強になります❣❣
月単位ノルマ、素晴らしいですネ❣

「ノルマを達成したら他の趣味を優先」が長続きの秘訣だと思います……!

わたくし、できるときについついオーバーワークしてしまいがちだけど、それは刹那的な短距離走のやり方なんですよね。年単位で長距離走をするには、調整しつつもコツコツ一定の進捗を上げ続ける……勉強になりますワ〜❣❣

エクセレントなおTipsをありがとうございます❣


以下、同じカテゴリのお悩みです。

■【相談】迷ってしまい時間がかかります

ペチカお嬢様ご機嫌よう!
最近推しカプの幻覚が無視できないほど大きく育ってしまい、勢いで筆を取りました。
ですが、一次創作二次創作問わずこれまで小説を書いたことがないため、アイデアはあるのになかなか筆が進みません。

2,3冊本が作れそうなくらいの設定とプロットは出来ているのですが、それを小説の形に落とし込むのがとても難しく…。
「ここの会話破綻してるな」「言わせたいセリフにどう持っていけばいいんだ?」「このキャラはこんな口調しないかも」「語尾が同じものばかりになって違和感」「地の文でキャラの心情を描きすぎじゃない?」「説明ばかりでくどい」など、細かいところが気になって気になってワンシーン書くのに何時間もかかってしまいます。
特に二次創作は原作から大きく逸脱しないように…と気をつけているうちにセリフに制約がかかってしまい、なかなか会話が進まなかったり微妙に噛み合わなくなったりしてしまいます。

たくさん練習すればある程度スラスラ書けるようになるものかとは思うのですが、一番気持ちが高まっているうちに形にしておきたい!という気持ちがありまして…。

初心者が小説を書くにあたってのコツや心構えなどありましたら教えていただきたいです!

アイディアがある!!素晴らしいことですワ~~!!
お友達とも折々語っているのだけど、「やりたい」という気持ちと想像力がいちばんキラキラしていちばん大事なんです!!

そうですね~、「この場合このキャラはどういう言動をするか」の判断筋を鍛えるには、上述の型、パロディ、TRPGでやってみてネ!

お友達と「カップリングすごろく」をするのもいいですネ!
「告白はどっちから?どんな言葉で?」「初デートはどこに行って何をする?」みたいなことを楽しく考えるだけで判断筋がムキムキです!

>「ここの会話破綻してるな」「言わせたいセリフにどう持っていけばいいんだ?」「このキャラはこんな口調しないかも」「語尾が同じものばかりになって違和感」「地の文でキャラの心情を描きすぎじゃない?」「説明ばかりでくどい」

まずはメッセジお嬢様の視点、見込みアリアリ……!です。
というのも、最初のビギナーはまず「何が気になるかすら分からない」ので、「気になるところが分かる」だけで一歩踏み出してます!!大丈夫ですよ~!!

気になることがたくさんあるので、最初は無理なく一つずつ解決していきましょう。一度に全部は難易度ハードなので……!
最初からレベル100は目指さず、5→10→20とちょっとずつレベルアップしていきましょうネ!

お二次なら一番大事なのはキャラらしさ。最初にとりかかるなら重要性トップのここですネ!
「キャラの口調と言動に違和感がない」ができたら、とりあえずお二次はOKです!!技術とか二の次です!!!これが命!!!LIFE!!!!

これについては原作からエビデンスを集めていくしかありません。
「平常時の言動」「怒ったときの言動」「悲しい時の言動」とかを集めて、ない場面はそれらを材料にして判断。過去どういう育ち・経験だったかも判断材料ですネ。

もちろん、誰にも断言できない領分はあるので、それはもう「今のわたくしの解釈ですわあああああ!!」と決めうちでやるしかないです。最後に残るのは勇気だけ!

※もちろん、「キャラ崩壊してるのは分かってるけど、どうしても〇〇をやらせたいからやらせます」みたいな作品も自覚があるならOKOKです。


「会話」については語るのが難しいんですよね。作者の脳みそは一つだけど、二人の会話であれば、二つの脳みそをトレースしないといけないので。

練習としては反対の立場でディベートさせてみるのはどうでしょう?
難しい内容ではなく、「マックVSモス」「犬派VS猫派」「つきあいたいVSお前のそれは勘違いだ」でいいので。
主張内容がはっきりしている議論は書きやすいですヨ!

思い出すのは、チ。の魚豊先生の弁証法的な会話劇の作り方。
キャラAの話すテーゼ VS キャラBの反論アンチテーゼ→Bを否定しつつBのいいところも盛り込んだ結論ジンテーゼを魅せる。

ジンテーゼは、「頑張ろう」「勇気を出そう」などシンプルでいい。
だからこそ、長い前フリをやることでシンプルな結論が劇的になる。

ぜひ音声で聴いてみてくださいネ!

そして、会話パートを推敲するときに、読みかえし1回目は「A視点で、Aの気持ちになりきって読む」。2回目は「B視点で、Bの気持ちになりきって読む」をやる。
慣れてきたら一度でできるけど、大抵の方は「二つの脳みそを一つの脳みそから検証する」トレーニングをしていないので、素直に回を分けて考えるのがいいと思います。

やはりこれも、お友達とやるといいんですよね。
自分がA役、お友達がB役とかで実際にディベートをしてみる。一人一つの脳みそを演じればいいので、初心者向けのトレーニングとしておすすめです。

セリフ講座はこちら!

初心者向けのコツも、走り書きでよければ書いておきますね。

展開で迷う→選択肢を全部書く

セリフで迷う→そのキャラのしゃべり方をトレース、落とし込む。情報の要約を地の文に書くのもあり。しゃべり言葉を全部文字おこしするのではなく、「Aはこういうことをみんなに伝えた」という風に。地の文講座参照

地の文で迷う→一度究極シンプルに書いて完成させる。すべて完成させてから推敲し、そこで改めて迷う。
絵画のドアップ、木の葉っぱ一枚など、細部だけ見ていると全体のバランスが抜け落ちるので、全体から考える。全体ができたあとに細部を悩む順番がおすすめ。

ご趣味なら楽しく描ければOKなので!「とにかくシンプルに書く」で完成の喜びをENJOYしてくださいネ~~!!

■【相談】推敲ループでなかなか進みません

お嬢様こんにちは!私はたまに趣味で小説を書いている者です。良ければ悩みを聞いてください。

悩みは単純に、ものすごく遅筆だということです。
3000字程度のものは数カ月、10000字程度のものは1年以上と、一作品仕上げるのにとてもとても時間がかかってしまいます(ここを見ているお嬢様がたは引いてしまうかもしれません)
全体の構想やセリフ、入れたいシーンなどはおおかた決まっていて、完成像が見えているのにも関わらずです。
数文字書いては全体を読み直して修正、また書いては読み直して…のサイクルをしており、まさに三歩進んで二歩下がるを体現したような書き方をしています。
また、書く日が空いてしまった場合、最初から読み直すところから始めるので、書けば書くほど、日が空けば空くほど時間がかかってしまいます。
書けない小説に悩みつづけるのが怖いから執筆をせず、でも書いていない小説があるということにモヤモヤして、いざ書き始めると全然進まず、また離れて…という負のループを繰り返しています。

それでも書き続けたいのは、単純に自分の作品が好きだからです。自分にしか書けない話があり、それを読みたいと思うからです。
しょうもない悩みだと思いますが、よろしければなにかご教示いただけましたら幸いです。
これからも応援しております。

書き続けて完成までさせてえら〜〜〜い!!!!
わたくし移り気の飽き性なので、そこまで粘り強く一つのものをコツコツと続けられるのって本当にリスペクトですワ❣

そんなわけで飽き性のわたくしにとって、いちばん難しいのは継続。「飽きる前に書きぬく」というスピード重視、短距離走的なやり方をしないと、何も完成させられません。

メッセジお嬢様は、継続ができる長距離走タイプ。
長距離走タイプと短距離走タイプ、問題点と解決のための戦略がそれぞれ異なるんですよね。鳥には鳥の飛び方、魚には魚の泳ぎ方があるから。
よって上記の、月単位ノルマでやっているような、長距離走タイプのお嬢様に教えを仰ぐのがいいと思います!

今から書くことは、異なるタイプからのあてずっぽうなので、違ってたら無視してください。

時間がかかる要因は、発想段階ではなく、読み返しと修正、推敲段階を繰り返すことなんですね。

そうですね~、対価をもらって一か月以内に完成させる、同じ短距離走タイプなら、「読み返さないで書こう」といいます。
書くときは書くだけ。読み返したり、推敲したりは完成後に。で、自分が納得しなくても事前に設定した締め切りを超過しないこと。仕事にするなら締め切りが命。not完璧主義。自分の満足度より締め切り優先。

ただ、メッセジお嬢様の場合は、それもまたご趣味の一環で、外せない習慣、癖になっています。
「読み返すことでポジティブ感情を得ている」のか、「読み返さないことで生じるネガティブ感情を防止している」のかでちょっと違いはありますけど。

その癖が原因で、「原稿を落として損害賠償」とか「生活できません」なら対策する必要があるけど、現状困っていないのなら、そのままでいいんじゃないでしょうか。

「完成まで時間がかかる」「たくさん読み返す」「たくさん推敲する」、どれも罪ではありません。悪いことなんか一つもありませえええん!

文筆業で稼がなきゃいけないなら、「一か月何文字」みたいなノルマがあり、「人間らしい生活をしながらどう達成するか」という課題とソリューションが生まれます。
「SNSで毎日褒められたい」なら毎日何かしらアップする必要もでてきます。

でも、そうじゃない、ただのご趣味なら、好きにしていいと思います。
「はやくしなきゃ」という罪悪感を手放して、「よ~し!今日も文章をこねこねして楽しく遊ぶぞ~!」と、粘土遊びをする気持ちで机に向かえば、もっともっとエンジョイできるのではないでしょうか?

完全にあてずっぽうですけど、もし↑の心持ちでなく、ガチで「速筆」トレーニングをしたかったら、「あとからの校正・推敲・修正禁止」で一回やってみましょう。一発撮りするのです!一回だけでいいから!
(絵でも、Ctrl+Zを封じることで早く描けるようになるそうです)

そのときの自分の感情を見つめて、自分が趣味でやりたいのはどういう方向性だろう、と考えてみてネ!


具体的なテクニックと、あてずっぽうだけど「そのままでもいいんじゃないかしらん」というケースも紹介しました。

どういう方向性で何をしてもしなくてもいいので、自分のペースでご趣味を楽しんでくださいネ~~!


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創作おTips@地の文講座
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