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機嫌のとり方について

本当は違う内容を書きたいと思っていたのですが、今さっきのできごとを書き出しておかないと、心が荒んでいく気がしたので、書きます。
自分のためでしかないこと。

私は今、両親と認知症の祖母と一緒に暮らしています。
祖母はさっきのことは忘れてしまうし、食べ物はこぼすし、以前だったらやらないような汚いこともしてしまいます。
みんなで気をつけながら、注意しながら暮らしているのですが、注意するのもあまりいい気分はしません。言っても祖母は忘れてしまうから、次も必ず言わなければいけない。でも汚いことはしてほしくない。

毎日葛藤しながら注意しているのですが、先ほどいつも母が祖母に「それやっちゃダメだよ」と注意することを、今回は私が母に代わって「ダメだよ」と注意しました。
すると、母に「なんでもかんでもダメって言われておばあちゃん可哀想」と言われたのです。
私だって言わなくて済むなら言いたくない。でも言わないとやめてもらえない。私の言い方もあったのでしょうけれど、悪者にされたような気持ちになってしまいました。

もともと、鬱症状があるため、母からのその一言が脳にズバっと刺し込んでしまい、涙が止まらなくなってしまいました。
夕食後の片付け中だったので、母も祖母もいる空間です。
この場にはいられないと思い、ひとりになれるように、お風呂場の掃除を始めました。それでも涙は止まらず、自分の思いがぐるぐると頭を巡ってしまいます。

みなさんなら、そんな時どうしますか?

このままでは、ぐるぐるが収まらないと思ったので、ここは音楽の力を借りようと思いました。
イヤホンで音楽を聞いて、もうそれしか頭に入ってこないようにするのです。
でも、手も動かしていないとまた頭がぐるぐるしてしまうので、イヤホンをつけて、必死に皿を洗いました。

最初はSPECIAL OTHERSを聴いていたのですが、青春時代が思い出されてなんかセンチメンタルな気持ちになってしまいます。
ならば、意味のわからない曲だ!とメリー・ポピンズのスーパーカリフラジリスティックエクスピアリドーシャスにしましたが、自動再生で2ペンスを鳩にが始まってしまい、なんだか別の意味で泣けてきてしまいます。

えぇい!こうなったらパレードだー!
ということで、ベイマックスのミッション・クールダウンを爆音で聴きました。

効きました。
ひたすらズンチャカズンチャカしたリズムを聴きながら、B・A・Y・M・A・Xを踊る人たち、そして水をぶっかけられる様子を想像したら、涙は収まりました。
そして、無表情しかできなかったけど、顔を動かせるようになりました。

今後も、ヤバい状況になったら、ミッション・クールダウンです。ディズニーランドがお好きな方はぜひどうぞ。おすすめです。

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