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悪の道に入ったら最後 『鎌倉殿の13人』

『鎌倉殿の13人』を見ている。さすが三谷幸喜さんで、毎週日曜日が楽しみだ。

最近は、小栗旬さん演じる小四郎がどんどん悪くなっている。どんなに良い人でも、1度悪の道に入ったら最後、そこからは引き戻ることは不可能なのだと、シミジミ思う。

今年のゴールデンウィーク、岩手県の平泉に行った。奥州藤原氏が栄華を極めた土地だ。

中尊寺金色堂や毛越寺も素晴らしく、そこに豊かな文化が花開いていたことが分かる。 

頼朝め~って思った。

ちょうどその頃の『鎌倉殿……』の放送が、小四郎が止めるにも関わらず、義経が奥州へ逃げ込み、藤原家もまるごと滅ぼされる日が迫っていたから。

なんとも、悲しい気持ちに・・・

「夏草や 兵共が 夢の跡」

この超有名な芭蕉の句、改めて芭蕉すごーいって思いました。

景色の美しさと無念さが、この句を口にするだけで蘇ります。

私ごとですが、平泉でネックレスを失くしました。今頃誰かに踏まれて土の中に眠っていることでしょう。芭蕉に1句読んでもらいたい。

あの頃は本当の小四郎はいい人だったなぁ 権力って怖い怖い。
と思いながら来週も楽しみ。

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なたね
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