きっかけを繋ぐために、きっかけを伝える
こんにちは!鹿嶋市地域おこし協力隊のユウナです。
春の陽気ですね!夜や朝はまだ冷えますので、体調お気をつけください。
すっかり遅くなってしまったのですが、
こちらの【地域おこし協力隊全国ミニサミット 名古屋】のトークセッションにお邪魔させていただくことになりました。
さとのば大学でもお世話になり、茨城県の地域おこし協力隊研修の講師もしてくださっている、西塔さんが「ユウナさんがいいと思う」と総務省に推薦してくれたそうな(本当にそう言ったのかはわからない)。
内容としては、現役隊員やOBと「協力隊として地域で暮らすこと」についてお話をするそうです。
きっかけはたくさん転がっている。
実は、私が協力隊になるきっかけとなったのがこのサミットです。
当時、航空会社の現場職でありながら、有志で事業立ち上げを行っていました。休日や仕事終了後、サービス残業的な感じで1年間のプロジェクト実施期間を走り抜けました。(何人かのグループで新しい事業を計画。会社に認められると事業・部門ができるやつ)
私たち有志の会は「Real Experience Japan」という名前で、地方創生事業、特に「地域にある魅力的な体験コンテンツを世界に発信する」事業を作っていました。「モノ消費⇒コト消費」の流れが理解され始めた時期で、Airbnbの体験プログラムだとか、DMOとかができ始めたとこです。
懐かしのロゴ…こんなこともしていたな…
その事業をつくっていくにあたり、地域の現状を知り、密接に活動している地域おこし協力隊に目をつけ、サミットへ参加しました。代表と私と二人でアウェイ感を感じつつ入っていったの覚えてます(笑)
ビル群の中で協力隊が集まる謎の空間
毎年、協力隊らしからぬ場所。三大都市圏とかで行われるのがおもしろいところでもありますよね。
2018年のサミットは虎ノ門ヒルズのコンベンションルームでした。各地域の個性あふれる展示や販売はもちろんですが、基調講演には、TVにもよく出ている(最近よく見る)studio-Lの山崎亮さんの話を聞いたことを覚えています。
一番感動したのはオープニングムービー。
当時隊員だった諸岡さんの言葉。
「地域おこしっていう言葉は、まるで地域にとんでもない課題がたくさんある様に聞こえる。でも、本当は地域にあるのは課題じゃなくて魅力なんですよね。私の方が、いろんなことを教わっているんです」
(↑オープニングムービーが見れます)
その言葉に深く共感したあまり涙が出てきました。これが私が拾ったきっかけでした。私が目指すものはそういうものなんだなって思ったんです。
その日、協力隊サポーターデスクで小林さんとも出会い、いろんな出会いを経て、鹿嶋市の協力隊として半年後活動を開始しました。
ちなみに、この時点で協力隊になりたいなとは思っていたのですが、自主推薦で他部署他社移動ができる試験に応募していまして。たしかCSR推進室とかそんな名前のところを目指していたのですが(本社)、落ちまして。それが火種になったところもあるなあ。。。それが合格していたら、今頃東京タワーの隣の本社ビルで、東京生活だったかもしれない(笑)
きっかけを繋ぐために、きっかけを伝える
先日、私が協力隊になるきっかけとなった、諸岡さんにメッセージを送りました。
「私の言葉が、協力隊にあるきっかけになっていたなら、とてもうれしいです。また、協力隊として活動する中で同じように感じ、その言葉を使ってくれたなら嬉しいですし、ユウナさんが体感して発した言葉なら、もう私の言葉ではなく、ユウナさんの言葉になっていると思いますよ。」
その言葉に私はまた涙しました。
ああ、言葉は繋がっていくんだな。
私も同じようにつなげていきたい。
「私もユウナさんのご活動応援してます。地域での暮らし、これからもたのしみましょうね!」
そんな言葉をくれた諸岡さんの温かさに、もう、落ち着いてはいられなかった。もっともっと頑張らなきゃ。自分の言葉にして、次に伝える。それが、私の今までしてきたことなんだ!
そう思った。そんな夜でした。
そして、あの日の舞台へ立つ時が来た
そんな思いで臨むのがこの「地域おこし協力隊全国ミニサミット」です。協力隊期間で出会ったいろんな方のおかげで、私は登壇することが出来ます。こんな話下手な人が、登壇なんて大丈夫なんだろうかと思いつつ、連絡が来たときはすごくうれしかったんです。(12月末)
本来は名古屋の会場で、大人数の前で登壇して、すっごく緊張しながら話しているのでしょうが、今年はこんな状況なので、全部オンラインとなりました。
逆にオンラインになったからこそ、いろんな方に見ていただけるのではないかと思っています。
是非、興味のある方はご覧いただければと思います。
約1ヵ月。