サルベーション -地球(せかい)の終焉- Twitterが「X」になるのを予言していたNetflixドラマ
サルベーション -地球(せかい)の終焉- とは
あと6ヶ月で小惑星が地球に衝突することがわかった世界で、二人の天才がタッグを組み、正義感に溢れた国防総省職員たちと一緒に人類滅亡の危機に立ち上がるSFドラマです。
メインの登場人物
ダリウス・タンズ
天は彼に二物も三物も与えたもうた。
天才的頭脳・天才的経営能力・ゆえに億万長者。
そして天才的なお顔。
モデルはスティーブ・ジョブズとイーロン・マスクらしいです。
ここは大事なポイントですが、彼の半分はイーロン・マスクでできています。
リアム・コール
MIT在学中で天体物理学を学ぶ天才的な学生。
自身がプログラミングした研究データで小惑星が地球に衝突することを予測。
相談したダリウスに才能を見出され、彼が経営する世界的大企業を拠点に世界を救うために奔走する。
グレース・バロウズ
国防総省報道官。国防副長官のハリスとこっそり付き合っているシングルマザー。
肝が座っていて判断力もすばらしく、かなり仕事ができる。
娘とも信頼関係をがっちり築けていて、美人でちょっと完璧すぎる。
ハリス・エドワーズ
国防副長官。危険なところに自ら乗り込んじゃう戦闘タイプの高官。
日本人が彼を見たらすぐにある俳優を思い浮かべるでしょう。
(役者さんのお母さんが日本人の方みたいですね)
ジリアン
リアムの彼女。それ以上は何も言うまい…。
高速PDCAサイクル
よくIT系の会社で「社長が開発畑じゃないから意見が通りにくい」ということを聞いたりしますが、ダリウスの経営するタンズ社では、社長(ダリウス)自らが開発者・科学者であり、加えて莫大な資金もあるため、若造のリアムのアイディアでも「小惑星回避に期待できる」と納得したものはすぐに製造過程に移ることができるのです!(材料があればネ!)
いままでこんなにフットワークの軽い地球滅亡危機モノはあったでしょうか?ってくらい、考察から実行までのサイクルが早いです。
普通の商品開発の企画じゃないですよ。
小惑星の軌道を変える装置の企画ですよ!?
この科学方面の天才同士の小惑星回避のための装置づくりも小気味よくてとてもよいのですが、
素晴らしい装置を造ったところで、国や世界に対しての正当性も必要。
ということで暗躍してくれるのが国防総省のグレースとハリスなのです。
なんともすてきな4人組。
ドラマがイーロン・マスクのTwitter買収を予言していた!?
シーズン2にて、なおも人類滅亡回避に向けて知恵を絞るなか、天からの啓示があったかのごとく、ダリウスの頭のなかにハチドリが浮かぶようになります。
そして、隕石衝突回避の解である「X」は何かと、一人きりで悶え苦しむ描写が続くのですが…。
「Xを解くだけだ」
突然ダリウスはひらめくのです。
「ハチドリがXだ!」
ここで、ダリウスがハチドリの絵の上に大きく「X」と書くシーンがあったのです。
ん!?
鳥が「X」に上書きされる・・・!?
しかもイーロン・マスクをモデルにしたドラマのキャラクターが!?
しかもこのハチドリの形、あの懐かしい青い鳥さんに似ている!とても!
サルベーション シーズン2は2018年の公開です。
イーロン・マスクのTwitter買収は2022年4月。
これは、イーロン・マスクがTwitterを買収してXに名前を変えるということを、こっそり予言していたとしか思えません。
・・・というのは大げさなのですが、
私はこのシーンを見て、めちゃめちゃニヤニヤしてしまいました。
このドラマ、放送が終わってからもう6年近く経っているので、現在は視聴者が少なく、このXに関するメタファーに気づいている人があまりいない気がします。
最後まで読んでくださった方、ありがとうございます!
気になった方は、ぜひNetflixで『サルベーション -地球の終戦-』観てみてくださいね。
それでは!