【詩】午後三時の心臓プロダクト

少女型の球体間接人形を用意し

そこに電子単音の久石譲のsummerをインストールしたアラーム時計を午後三時に設定しセットする

毎日、午後三時になれば曲と共にバイブレーションで人工の心臓が動く

僕は球体間接人形の胸に頭を預け

電子単音のsummerと午後三時だけの人工の心臓の鼓動を感じる

そして密やかにオナニーするのだ

届かない膣

届かない想い

そのすべてを切ない欲情に乗せて

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樫木佐帆
マジ金欠なのでドーナツ代かジュース代に使います!ヤングドーナツ命!