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病気を発症するまでと今

私が潰瘍性大腸炎を発症するまでに経験した身体の不調が色々あったのでその流れと、発症後の経過や今現在の病気の状況について書きたいと思います。

その前に、まず潰瘍性大腸炎という病気について説明しておきたいと思います。

《潰瘍性大腸炎とは》
この病気は炎症性腸疾患のひとつで、大腸の粘膜に炎症が起きることによりびらんや潰瘍ができる原因不明の慢性の病気です。主な症状には、下痢や血便、腹痛、発熱、貧血などがあります。
症状の程度は人によって様々で、重症な場合は入院治療が必要になります。さらに深刻な場合は大腸を全摘しないと助からないケースもあります。

一度症状が落ち着いても再燃寛解を繰り返すケースも多いので、原因が特定出来ない為に突然来る再燃を心配しながら生活をしている方も多いと思います。
また、寛解して病気の症状が安定していたとしても使用する薬の副作用に悩まされ、薬を変えたり変えても効かなかったりで途方に暮れる場合もあります。再燃すると食べられない物があったり、腹痛で日常生活が制限されることがある病気です。

《私が潰瘍性大腸炎を発症するまでに起きた不調の経緯》
①産後に痔になる
 (14年前)
②原因不明の微熱が続く
 (11〜13年前)
③突然来る下痢に悩まされる
 (7〜12年前)
④病院にて過敏性腸症候群と診断を受ける
 (9年前)
⑤再び痔かと思い病院へ→痔ではなく
 潰瘍性大腸炎との診断を受ける
 (7年前)

①〜④の場面で自分の状態を大したことないだろうと、病院には行ったものの特に調べたり対策もせず放置してしまってました。潰瘍性大腸炎という病気がこの世に存在することも知りませんでした。

《発症後の経過と現在の病状》
発症からの1〜2年はアサコールと坐薬で寛解。その後約1年置きに再燃と緩解を繰り返す。酷い時にはステロイドも使用。約2年前に再燃した際にはリンヴォック(JAK阻害薬)を追加使用で寛解。一時期は一日に24錠(プラス坐薬)も服薬していました。現在はリンヴォックを副作用の為中止し、減薬を挑戦、長期寛解を目指し中です。

長くなってしまったので、発症前と発症後の詳しい説明はまた次回書きたいと思います。