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12月の「みんなの科学映画教室」
本日,12月7日(土)は,仮説社やまねこラウンジにて「みんなの科学映画教室」がありました。
上映した映画は,岩波たのしい科学教育映画「空気の中の水じょうき」です。水じょうきは,ヤカンなどで水を沸かすと沸騰して盛んに出てくる白い湯気がそれです。湯気は,最初は白く見えていますがやがて見えなくなります。でも,見えなくなったからといって,なくなったわけではありません。ただ見えなくなっただけです。小さすぎて見えないのです。
ところで,仮説社は2024年7月に現在の地,東中野に引っ越して来ました。それまでは巣鴨駅の近くにありました。この科学映画教室はそこ,巣鴨でも開催していました。巣鴨でも最初のうちは参加してくださる方がほとんどいませんでしたが,回を重ねると徐々にご近所の子どもたちが来てくれるようになりました。
でも,流石に小さな子どもたちですから,巣鴨から東中野へ通って来るのは大変なのでしょう。巣鴨の科学映画教室に通ってくれていた子どもたちは東中野には来てくれません。まあこれは無理もないことですね。
というわけで,わたしたちとしては,現在の地,東中野で新たなお客さまを開拓しなければなりません。
映画教室のチラシを作ったり,ネットで広報したりしているのですが,まだまだ東中野の人々に認知されたとはされたとはいえないような気がします。
東中野に来たのは7月1日で,それ以降,8月には科学映画「下水の話」を,9月には「橋のしくみ」,10月はお休みして,11月は「動き回る粒」と上映して来ましたが,なかなか地元の方々の参加はありませんでした。
で,今回ようやく12月7日の教室に,仮説社の近くにお住まいの保育園の子どもとその父親が参加してくださいました。うれしいです。道路に面したところに仮説社の看板を設置しているのですが,その看板に「みんなの科学映画教室」のチラシをセットしておいたのです。多分そのチラシを見てくださったのではないかと想像します。これからもネットだけでなく,アナログなチラシなどでの宣伝にも励み続けたいと思っています。
「岩波たのしい科学教育映画」にご興味を持たれた方がいらっしゃいましたら,ぜひ東中野の仮説社にいらっしゃってみてください!
(かわさきひろし)