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地球儀磁石を作っていたら,考えが仮説実験人生にまで飛んでいきました

こんにちは。
仮説社のアルバイト,宮本です。花粉に困っています。

私は仮説社で,いろんな種類のお仕事をちょこちょことお手伝いしているのですが,先日「地球儀磁石完成品のセットをする」ということに初挑戦しました!

完成品ではなく,ご自身で作る作成キットも売っています。

地球は大きな磁石。付属のコンパス(方位磁石)を地球儀の緯度線に沿って上から下に移動させると,伏角が確認できる……という商品なのですが,これを作るためにはウレタン製の地球儀の側面をカッターで裂いて,そこから円形の磁石を埋め込まなければなりません。

川崎会長によるお手本

やり方を習った後,自分でも作ってみます。

わお。これはなかなか難しい。
ウレタンはふわふわしていて力加減に気をつけなければいけないし,中心部に磁石を入れたいので,切れ目はよい深さのところまで真っ直ぐに入れなければいけません。

シャク,シャク……

恐る恐るカッターを進めながら,なぜか私は考えごとをし始めました。(こういうことって,皆さんはありますか?)

このセットの中に入っている,中林典子さん(仮説実験授業研究会会員)の資料……。そういえば,以前とあるサークル(先生方の集まり)にお邪魔したときに,実際に中林さんご本人から地球儀磁石の話を聞いたなあ。そのときは様々なものを使って地球儀磁石を作ったという報告をされていて,
「こうなってくると,もう球体のものはほとんどが地球儀磁石にできるような気がしてきました」
なーんて,生き生き楽しそうに発表する中林さんに,思わず笑ってしまったなあ。

シャク,シャク……
このくらいかな。もう少し深く切れ目を入れたほうがいいかな。

生き生きしている人と,そうでない人の違いって,何なんだろう… …?

よし。切れ目はこのくらいかな。

次は,割り箸を使って磁石を中に押し込んでいく作業。磁石の向きを間違えないように確認して,切れ目から中に慎重に入れていきます。

ぐぐぐ……

実験しているかどうかなのかもしれない!

仕事だって,こんなことやろうと思ったら,【仮説】を立てて考えて,【実験】というか実際にやってみて,その【結果】うまくいったりいかなかったりからまた学んで…の繰り返しだもんなあ。
でも,仕事を〈やらされている〉と感じている人は【実験】をしていないから,【仮説】も立てないし【結果】も気にならない。そりゃあ楽しくないだろうな。

ぐぐぐ。

入れたら,実際に方位磁針を沿わせて,うまく入っているかを確認します。多少針の向きが傾いているので,もう少し奥まで入れたほうがよさそうです。あと少し……!

そんなこと言ったら,人生だって実験か。
私たちは,実験しながら生きてるのかも!

……そのあたりまで思考が飛んでいったら,地球儀磁石が完成しました。


えーと,何の話をしていたんでしたっけ。

私,今日も楽しく実験しながら生きております。



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#人生も実験かもしれない
#アルバイトのつぶやき

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