内臓エプロンを存分に活用した話
こんにちは!
仮説社の力持ち,宮本です。
仮説社で働き始める前は,本がどこの出版社さんから出されたものなのかということに,そこまで注目したことがなかったのですが,年末年始に実家に帰って自分の本棚を見たところ,
『ゼロからはじめる楽しい音楽』
『たのしい授業』のバックナンバー
そして本だけでなく,
『部首かるた』(カードゲーム)
なども置いてあって,知らず知らずのうちにお世話になっていたんだなあと驚かされました。
そんな,いつの間にやら仮説社シリーズのひとつで,ある年大変お世話になった商品が……「内臓の大きさ説明エプロン」です!
実は私,以前小学校の理科専科として5・6年生の授業を担当していたことがあります。その数年前から6年担任時に活用していたこのエプロンですが,その理科専科の年にはもうMVK(Most Valuable 教具)と言えるくらい活躍してくれました!
どんな風に使っていたかと言いますと……
★もちろん教具として
6年生理科には人のからだのはたらきについて学ぶ単元があります。消化・呼吸・血液の循環についてをざっくりと,という感じです。
私はこの商品のことを略して”内臓エプロン”と言ってしまうのですが,本来の商品名にあるように,このエプロンを装着することによって内臓の大きさを説明することができます!
消化管についてあらかた学習した最後に,それぞれの位置や大きさを実感してもらうのに役立ちます。
しかも,子どもサイズなので……モデルを子どもにお願いします。私は,理科準備室に一番近くに座っている子に事前の承諾を得てつけてもらっていました。つけたい人ー?などとやっていると,時間がかかるし最悪の場合けんかが起きますのでご注意ください。
黒板側の方を向いてもらって(または理科準備室で)よい位置に装着した後,みんなの前にモデル登場! わあっと盛り上がる瞬間です。
それぞれの臓器はマジックテープでエプロンにつけられていて,取り外しをすることができます。
先日店舗にいらしたレジェンドの方に聞いたところ,胃や腸などの消化管同士は縫って繋ぐと分かりやすい上に全体の長さも知ることができてよい,とのことでした!
なるほどー!
授業が終わると,もちろん子どもたちが興味津々でエプロンの周りに集まってきます。
ほぼ100%の確率で起きることと言えば……ぐにゃぐにゃと収納されている小腸を一度引っ張り出してみたい!という子が,出したはいいもののなかなかうまくしまえないという現象でしょうか。
★行事でも使ってみた!
それに加えて,この年は6年生の宿泊学習で肝試しをするというので,何かに使えないかと荷物の中に忍ばせました。あ,もちろん私物の中にではなく,学校から持っていく荷物の中にですよ!
脅かし役だった私は,お面と内臓エプロンをつけて暗闇に立って子どもたちを待ちました。
すると,どうなったかというと,
爆笑されました!
人体模型をイメージしていたのですが,内臓エプロンは色がポップすぎたのかもしれません。
しかも,脅かし役の人はほとんどがお面をしているので「誰?」となるのですが,私はこのエプロンのせいで(おかげで?)「あ!宮本先生だ!」と一発でバレるのでした。
一方でうれしいことに,普段あまり日本語で上手にコミュニケーションを取れない外国籍のお子さんが脅かし役である私を見て「Science Teacher!」と叫んでいたのは印象的でした。
内臓エプロンは,肝試しの怖さを和らげ,理科専科の知名度を上げる効果があるのです!
ということで,私のMVK(Most Valuable 教具)である「内臓の大きさ説明エプロン」,非常に役に立ちますので,来年度6年生担任になる方や肝試しで笑われたい方におすすめですよ〜!
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#今店内に在庫はなさそうですが