
悲報:在外選挙の投票に間に合わないことが確定
1週間後の衆議院選挙。
とても残念なのですが、在外選挙に間に合いませんでした…!泣
国民の義務である投票ができないことを発信するのは恥ずかしく、とても勇気がいります。
ですが、毎度選挙を楽しみにしているわたしの悲しみが伝えられるのはここしかないので、お話しします。
予備知識:在外選挙のやりかた
在外選挙は、外国で居住している国民が国政選挙に投票できるしくみです。
国外に出る時に手続きをして、在外選挙人証をもらいます。
近くに領事館などがあれば、指定された投票日に選挙人証を持って投票できます。
しかし、近所にある人はごくわずかです。
わたしも、投票所まで70km以上離れているので、郵便投票に決めました。
郵便投票は、
選挙がわかったら最後に住んでいた日本の自治体の選挙管理委員会に投票用紙を請求して、それを送り返すかたちで投票します。
投票完了まで、国際郵便が一往復半必要なのです!(ここテストにでます。)
つまり、公示前または公示された瞬間から動かなくてはならない!
詳細:総務省
今回の失敗要因1:投票に必要な手続きで時間をロスした。
まず、最初に言わなくてはいけないのがわたしの落ち度です。
7月末に引越しをして2ヶ月ちょっと、在外選挙関連の住所変更を忘れていました。
引越しが近所で、日頃のお知らせがメールで届いていたのですっかり忘れていました。
衆議院が解散するかも、と聞いて、思い出して変更手続きの書類を近くの領事館に郵送しました。
つまり、わたしは国際郵便一往復半の前に、国内郵便が一往復必要になったのです。
おや、雲行きがあやしいですね。
要因2:郵送したものが1週間以上迷子になっている。
70km先に送るはずのものが、いまどこにあるのか。
4000km先にあります!!
例えるなら、
「栃木から東京に郵便を送ったらグアムに行ってしまった」
です。
終わった…。
外国人の立場で言いにくいですが、アメリカ国内の郵便は現在なかなかにひどいです。
配送が長期間滞るだけでなく、配送途中で勝手に取り扱い終了もあります。
日本では考えたこともない常識?です。
以前も一度、勝手に取り扱い終了になり、
対応は電話とメールでたらい回し。
書類が留まっている郵便局に直接赴いて、なんとか解決しました。
今回はその経験をもとに、大丈夫だろうと思いつつも課金して追跡番号をつけました。
案の定というか、苦笑いしか出ません。
もっと課金すればよかった…。
問い合わせてますが、まだ4000km先で彷徨っています。
ちなみに4000km先もアメリカ国内です。
広い。
ネット投票ができたらいいなぁ
本当は"在外選挙しました!"の記事を書く予定が、残念すぎる結果に。
まだ投票日まで1週間あるのに、もう間に合わないのです。
残念すぎて、泣きたい。
某SNSなら「あなたのミスじゃん、おつ」で終わるでしょう。そうなんですが。
でも、ミスに限らず悔しい思いをしてる人はたくさんいるのでは?!
郵便環境が不安定な国はたくさんありそうですよね。
実際、在外選挙の投票率は20%そこそこ…
投票率を上げるためにも、ネット投票が導入されたらいいなと思います。
(ネットがつながりにくい国もありますけどね。)
ちなみにここでつべこべいうより良いかと、内閣府にも意見を投じました。
なにかしらが変わるといいなぁ。
みなさん、わたしのしかばねを超えて選挙行っといてください。笑
ではでは、良い一日を。