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冬至から振り返ったら年が明けてしまった話

12月21日土曜日、プラネタリウムを見てきた。
昔から宇宙の話が好きで、特に人工衛星など技術に関してたくさんの人が協力して偉業を成し遂げることに尊敬の念がとても強い。

プラネタリウムで、はやぶさ2のプログラムがあると知り、妻が予約してくれた。
ぼくのすきなものを把握した上で、調べて予約までしてくれるなんて素ッ晴らしい妻だ。ライカは買ってくれへんかったけど。

プラネタリウムでは今日の星空についての解説もしてくれる。
金星と木星が近くに見えて、土星も東の空に見えると。
この星とこの星をつないで秋の四角形とか、星座も教えてくれる。
オリオン座はわかるけど、星をつなげても狩人には見えないし、お牛やお羊も全く見えてこない。
ぼくの想像力が欠如しているからなのか?(反語)
昔の光害の少ない夜空だったら動物や神話に出てくる神を目の当たりにできたのか?(反語)
空にある何かを見つめてたらそれは星だって君が教えてくれるのか?(反語)

ちょうどこの日は冬至だと解説員の人が言っていた。
1年で最も日照時間が短い日。
風呂に柚子を浮かべたり、瓜をウリウリしたりする日だ。
毎年、ぼくだけだと思うが冬至と聞くと急に年末を感じるようになる。

小学生のころ、湯沸かし器が壊れて近くの銭湯に行った日がたまたま冬至だった。柚子を浮かべていて、父になにこれと聞いたのを覚えている。
エアコンも湯沸かし器もだいたい、最も必要な時に壊れる。年末年始で修理に来てもらうのを体も心もヒヤヒヤしながら待った記憶から年末感を冬至で感じるようになったのだろう。

そんなことを考えながら空にある何かを見つめていたら、はやぶさ2の映像が流れだす。優里はいない。教えてくれない。

初代はやぶさが小惑星イトカワに着陸し、サンプルを持ち帰ったニュースは、当時まだ子どもだったぼくをワクワクさせた。
お受験の時期に、はやぶさがニュースになったもんだから、時事問題で勉強させられたが、純粋に興味をもって追いかけた。
今でも はやぶさの最後の写真を見ると涙がでる。詳しく知らない人は一度調べてみてほしい。燃料もほぼなくなり、ボロボロの状態でこの写真を撮った。

そんな初代はやぶさの遺志を継ぎ、はやぶさ2が誕生した。
初代の時はトラブルが相次ぎ、中には重大なトラブルも多かった。
はやぶさ2のミッションは、
①そんなトラブルを減らすような改良と、
②リュウグウという、イトカワよりも太陽から遠い小惑星のサンプルを持ち帰ること、
③リュウグウに簡単に言えば爆弾を放り投げ、クレーターを作り、地表ではなく地下のサンプルを持ち帰ることだ。
任務をきっちりこなし、サンプルを地球に送り届けた。

初代はやぶさは地球にカプセルを届けたあと、大気圏に突入し燃え尽きた。
はやぶさ2はまだ宇宙におり、他の小惑星の探査に向かうようだ。

プラネタリウムの帰り道で少し写真を撮る。
大阪市立科学館のある中之島エリアはちょっとおしゃれで整った街並みがきれいだ。
冬が至ったと書いて冬至というのに、まだ紅葉は残っており、
「なんかようわからん季節になってもうたな」と妻と話す。

この日の最高気温は13度。やはり冬にしてはだいぶあったかい。
ちょっと奮発して買ったダウンが暑くて、疑問を感じながら着る。
人生でダウンを買うことはもうないかもしれない。

と、ここまでをクリスマスまでに投稿しようと書いていたのに仕事でばたついてしまい、結局年を明かす。
師匠でもない末端社員が走り回る。

営業の色が強い会社に入り、今年はなかなかスリリングな1年だった。
毎日数字に追われ、夢に客が出てくる。
帰りは24:00くらいになることもある。
資料を作って02:00くらいにやっと寝る。
いままでぬるま湯に浸かったような会社にしかいなかった。
20代最後に、ちょっと追い込むようなことしないと人生に責任が持てない気がする。そんなふうに思い転職し、食らいつく。

おかげで休日は泥のように眠り、趣味に充てる時間がなかなか取れない。
昨年は約2万枚の写真を撮ったが、今年は少なくなってしまったと思って、確認すると16,199枚の写真を撮っていたので、まぁまぁ上出来というか、写真を撮るのが習慣になっている。いいことだ。

noteも書きたいと思いつつ、なかなか書けず。
今年はちょいちょい書きたいと思っているけど、読む人いる?と毎回思う。
需要ベースではなく、書きたいと思ったことを書けるようになりたい。


新婚旅行でハワイにも行ったし、11月には宮古島にも行った。
写真展もしたし、友人の結婚式もたくさん出席した。
まぁそんなこんなにもそれぞれ書きたいことがあるんだけど、そろそろ2,000字にいきそうで、書くのももうしんどいし、何より読んでる方ももう退屈だよね。
頭と心の中に記憶は遺してある。だからまぁいっか。

ちょうど義実家の夕飯前。魚が焼けた匂いがしてきたので今日はこの辺で。

あ、そうそう、去年はお世話になりました。
また今年もよろしくね







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