英語の発音矯正をはじめて3ヶ月の成果
こんにちは、最近は英語の勉強と3Dプリンタと家庭菜園にハマっているデザインリサーチャーの浅野翔です。
緊急事態宣言の最中、何か身になるものをやろうと始めた英語の発音矯正。過去に1年間だけ交換留学でフィンランドに滞在していたのももはや10年近く前の話。有松という伝統工芸のまちで活動しているだけに、英語を使う場面が全くないというわけでもなく、2021年の7月からひさびさに勉強を始めていました。
発音矯正はアプリ任せ「ELSA Speak」
留学中からも今も英語をもっと自然に話すことができたらなとは常々思っていたものの、英会話をするほど金銭的かつ時間の余裕もなく、何から手をつけたらいいのか分かりませんでした。英語発音のYotubeチャンネルを登録したもののゲーム実況と比べて見る習慣がつかず、結局肥やしになってる僕みたいな人もきっといるのではないでしょうか。
たまたまtwitterで流れてきた英語の発音矯正アプリ「ELSA Speak」は、思ったよりも長く続いています。単語や例文に合わせてスマホのスピーカーに向かって話すだけで、AIによって採点した結果が表示されます。
学習を繰り返すことで発音のレベルがチェックされ、以下の6項目のスコアが表示されます。
- 発音
- 流暢さ
- イントネーション
- アクセント
- リスニング
初回のテストをおこなうと自分の得意／不得意な発音が表示され、日々の訓練と発音記号別の訓練をすることができます。7-8月は毎朝20-30分くらい取り組んでいました。
最初はデイリートレーニングに加え、thなど苦手な発音を一つずつ潰していきました
スコアの項目ごとに学習もすることができる。前半はイントネーションのスコアが低かったので、2-3追加で進めていました
3ヶ月でスコアは16%も増加
わずかはじめて3ヶ月程度ですが、総合スコア67%から83%と16%も向上しました。発音のスコアが61→83%と22%も上がってるのは驚きでした。テストを受けていないので本当かどうかは分かりませんが、IELTSのスピーキング換算で6.0から7.5となっています。大学入試に使えないレベルから問題なく入学できるレベル（ここではスピーキングの発音だけに特化していますが）になっていると思うととてもうれしいです。
左｜10月20日のスコア、右｜7月26日のスコア
たしかに7-8月は意識して正しい発音を出そうとしていましたが、9-10月は強く意識することなく発音しても正解レベルになっていたことを実感しています。リスニングとアクセントのスコアが下がっているのは、慣れてきて舐めて回答したら連続でミスをしてしまったからですね…。
ELSA Speakはこんな人に向いている
僕自身がそうだったように留学経験や英語の学習を続けていたけれど間が空いてしまった人には、一日20-30分の学習で勘を取り戻すのに十分な成果を上げてくれるでしょう。同様に英会話を勉強しているけれど、オンライン通話での「英会話はハードル高いな」と思っている人にもいいかもしれません。
一方で、まったくはじめて英語を勉強するという人にはあまり向いていないかもしれません。例文や解答も英英で表示されるため、基本的な英単語が分からないと進行できないと思います。
レギュラーモードでは下線部分のみ、アドバンスドモードでは文章レベルで発音を評価される
8月いっぱいはレギュラーモードでピンポイントに発音を確認していたのですが、ある程度コース学習が進んだところでアドバンスドモードに切り替えました。文章すべて評価されるので、どこか変なところがあると合格点はもらえず何度もやり直すことになります。最初は一つひとつに躓いていたものの、繰り返すうちに文全体をスムーズに話すことができた瞬間が快感です。
僕は割引期間中の買い切り型の有償プランにしています。9月以降はイベントが重なり、あまり学習時間を割けなかったのですが、スコアはほとんどキープ、微増を保てています。アドバンスドモードはなかなかステージをクリアするのに時間がかかってしまうのですが、なんども繰り返し発音することで英会話のフレーズも覚えることができそうです。
これからも学習を続けて、来年、1度はIELTSなどスピーキングのある英語資格の受験をしたいですね。