収穫後のたたかい
急に寒くなってきました。人間も畑も冬の準備をしています。
秋の収穫の最後は、ショウガとサトイモです。まずはショウガを収穫しました。
ショウガは最初から、我が家の粘土質の畑でも上手く育ってくれる作物です。今年はいくつか芽が出なかったものの、悪くない出だしでした。しかし掘り出してみるといつもより小さいものばかり・・・もしかすると途中の水切れが影響したのかもしれません。週に1回しか来ることができないというのは、水が枯れてしまう危険性と隣り合わせなのですね。作物の生命力に任せがちな我が家の畑です。
ショウガの次はサトイモの番。我が家にとって2度目のサトイモ栽培になります。一度目は成功とは言えず、小さくて美味しくもないサトイモがソコソコ穫れた記憶があります。今年はしっかり土の準備。肥料も切らさないよう、水持ちのよい土壌に(これはバッチリ)植えました。
そしてついに試し掘り。ひと株からこれだけ穫れました。
小さい!でも大事なのは味・・・ですが味見はまだです。美味しいといいなあ。
ショウガもサトイモも、保存が問題です。ショウガは、あまりに沢山穫れたとき、本当に困りました。大量に千切りにしたり、フードプロセッサーで微塵切りにしたりして冷凍しましたが入りきらず、残りは新聞紙にくるんで野菜室へ。それでも入りきらないものは室内保存で、乾燥と戦いながら一生懸命使いました。
沢山収穫できた時、労働を考えると勿体ない気持ちが強くなり、消費することに振り回されて疲れてしまうという、本末転倒のような事態に陥ることが結構あります。これからはサツマイモも待っています・・振り回されそうな予感です。
サトイモは、土の中に埋めて霜から護りながら春まで保存可能なのだそうです。ウチの畑は雨が降ると水没するようなところなので、やはり堀りあげた状態のまま小芋孫芋を切り分けず、新聞紙でくるんでダンボールで保存、という方法ににしょうかと思います。
今は大根やカブ、ニンニク、ネギ、アスパラ菜、カツオ菜、が畑で育ちつつあります。この後植える予定は、今まで一度も失敗したことのないソラマメとスナップエンドウです。今年も上手く育ちますように。
また大量収穫後の戦いが待っていると思いますが、それでも楽しい我が家の小さい畑。やめられません。
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畑をしながら、タティングレースのアクセサリー作家をしています。
インスタグラムに新作や過去作品を載せています。見て頂けたらうれしいです。https://www.instagram.com/kasane_act
禾皐音kasane