経常的に営み続ける、まさに「経営」。
生まれは荒川区、千葉に引っ越したり、
江戸川区の新小岩方面に住んだり…
そして今、大好きな葛飾で日々、事業のことを考えながら、
楽しく過ごしている。
葛飾人。第19弾。
葛飾で過ごす人"葛飾人"に想いを聴き、noteに書き溜めていく。
一人一人の想いが混じり合い、町はできていて、
変わるところ、変わらないところが交差しながら今日も時が紡がれていく。
その日々をnoteに綴っていく。
段ボールから夢をカタチにする会社「坪川製箱所」の
専務 坪川恵子さんをご紹介。
幼少時代、
「鬼ごっこをしていて、鬼になったら、家に帰ってました!」
と話すのは昔から自称おてんば娘の恵子さん。
自称ではなく、誰もが認めるおてんばぶりだったのだろう。
「弟と2人兄弟。年子でよく話はしてましたね〜。」と、
家族と過ごしながら、小中学校はバスケ部に所属していた。
部活生活もお母様の病が発覚し、病院に通い日々が続いた。
闘病生活の末にお母様は他界。
お姉ちゃんが家族の家事を一手に担うことになる。
「お味噌汁もできなかったんだから〜!」
「唐揚げを作っても周りは真っ黒なのに、中は赤いの!びっくりよ!」
と、自身の料理初心者っぷりを振り返る。
試行錯誤しながら、父と弟に色々と指摘を受けながら、
料理本を購入し、勉強しながら日々の食事を用意した。
高校生の時にもう「立ち止まらない」癖がついていた。
何があっても考えていても仕方がない。
動かないと。動き続けないと状況は変わらない。
その考え方は、今の「経営」にもつながっている。
「いい時もある全然うまくいかない時もある。波が激しい。」
と嫁いだ先の坪川製箱所のことを語る目は鋭い。
「最初は、パソコンもほとんどなくて、本当アナログ。
私もアナログ人間だけど、パソコンくらいはなくっちゃ!」
と提案したそうだ。最初は猛反対を受けた。
しかし、おてんば娘は引き下がらない。
会社にメリットがあることは徹底的に実行する。
「従業員がほぼみ〜んな辞めてしまった時があったの」
と会社の危機を振り返る。
社員とのコミュニケーションが足りていなかったことを
反省として、現在は、社員と頻度高くコミュニケーションをとっている。
また、「いい時も悪い時も共有するようにしている。」
オープンな経営が推進されている。
浮き沈みがある経営の中で意識していることは、
『止まらないこと』。
「考えていても仕方ない。
できることを一つ一つやっていくしかないのよ。」
と力強く語る。
いい波も悪い波も経常的にやってくる。
でも波に乗る側は、常に営み続けるしかない。
今、自分たちに何ができるかを考え続けるしかないのだ。
そして、実行する。
テレビを観ながら生まれた段ボール枕が多くの避難場所で使われている。
常に考え続け、アイデアが浮かべば、技術を駆使して、製箱する。
そして、これから描く経営は、「社会貢献」だ。
新しい価値を生み出すために、恵子さんの「動き」は止まらない。
「面白いのが一番好きななの〜」と語る恵子さんは、常に笑顔。
楽しめる環境を作り続けるためにも動き回っているのだろう。
何が起きても止まらない。動き続ける。
経営の大切な志を教えていただきました。
恵子さん、ありがとうございます!
恵子さんがご登場の「心のそなえチャンネル vol.53」配信中( 9月13日13時〜)!
花火が打ち上がる瞬間に夜空が明るくなる、
そんな風に、周りを明るく照らしてくださる笑顔をご堪能ください♡
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