見出し画像

常にスタート準備はできている。

やると決めたら、突き進む。
夢中になると、止められない。
「世界一」と言われる製品を編み出した心のそなえとは?

葛飾人。第22弾。
葛飾で過ごす人"葛飾人"に想いを聴き、noteに書き溜めていく。
一人一人の想いが混じり合い、町はできていて、
変わるところ、変わらないところが交差しながら今日も時が紡がれていく。
その日々をnoteに綴っていく。

今日の葛飾人は、
有限会社精工パッキング 社長 平井秀明さん。
厳しい父から学んだ実直さを軸に新しい企画を生み出し続けている。

「本当の自分ではなかったかもしれないです。」
と、語るのは水泳でオリンピック出場を目指していた当時を語る平井さん。
テストで90点をとって帰っても、褒められない。
100点を取った時もあった。さすがに...?
「次も100点を取らなきゃ意味がない!」
褒められない...
とにかく少しでも父から褒めてもらいたかった。

オリンピック出場の現実は厳しい世界。
しかし、平井さんは今もオリンピック出場を狙い続けている。
「必ず、行く」と。
それは、競泳の選手ではない形。
自身が開発した製品をオリンピックに持っていくのだ!
いや、また違う形かもしれない。
形はまだわからないが、平井さんのオリンピック出場は
変わらない"人生での果たすべきこと"だ。

変わった。
父の発言に変化現れたのは、
事業においてクラウドファンディングに成功した時だそう。

会社の社長を継ぐことを決め、日々懸命に取り組んできた。
ある日、ゴミを拾うと極細のゴムを発見!!
細さに着目し、輪っかにしてみる。
「世界一細い輪ゴム」の完成だ。
どこに次の一手が舞い込んでくるかわからない。
いとも簡単に製品が生み出されたように聞こえるが、
ずっと探していたからだ。
ずっとヒントを探し続けていたから、ある日チャンスは、
”ゴミ”という形でメッセージを発信してくれた。
事業推進に勢いがついた。

身の回りに発せられるメッセージを大切に育て、
新しい取り組みに着手し続け、
今度はクラウドファンディング。

疑心暗鬼に息子秀明さんの動きを見ていたお父様は、
成功に驚いた。
それから。お父様は、秀明さんにすっかりと任務を任せた。

「明らかに変わりましたね。」
秀明さんの表情は晴れやか。
そこからは尊敬する父との協働を推進するととともに、
お客様から生まれる「驚き」と「笑顔」のために挑み続ける。

「誰にお願いしてもできない、と言われる続けて。
でもどうしても実現したいんです。」
平井さんが依頼を受けた時に一番燃える言葉だそう!
「何々?誰もできなかった?受けて立ちましょう。」
と平井さんの心の中が暴れ出す。

その心の動きも全ては、お客様の笑顔のため。
「新しいものを見ると、人はまず驚く!
そして、次の瞬間に笑顔が出るんです。
その瞬間が私は本当に嬉しいんです。」

笑顔で喜んでくださる方々のために、
今も何か落ちていないかな〜何かないかな〜と
模索を続けている平井さん。

なぜ、ゴミを拾って世界一を作ることができたのか?
それは、準備が整っているから。
すぐに掴んで研究する、開発に挑む体制が整っているから。

この心のそなえは、水泳時代から身につけていることかもしれない。
スタート台に立つ。その時には何の惑いもない。
だって準備し続けてきたから。

部活も仕事も恋愛も全て一緒かもしれない。
準備を整える習慣をつけ、本当に準備が整った時に
その時が来る。
次は、「結婚ですね!」とお茶目に語る平井さん。
準備は整った!!

スクリーンショット 2020-10-18 9.48.32

実直に前に進み続ける。
日々の積み重ねと常に"新しさ"を追いかける向学心が
心のそなえにつながる。

スタート台に立つべく人の心の整え方を学ばせていただきました。
平井さんの次の一手を楽しみにしております。

平井さんがご登場の「心のそなえチャンネル vol.56」配信中( 10月18日13時〜)!
一所懸命に人生に打ち込む平井さんの優しさと力強さにご注目!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?