【囲碁】約20年ぶりの世界一へ【一力棋聖】
日本囲碁界を左右する1週間が始まります。勝てば日本勢19年ぶりの世界一が決まる応氏杯決勝5番勝負の後半戦が9/8(日)、10(火)、12(木)に行われます。日本の一力棋聖が決勝まで勝ち進み、2連勝しているので3局の中の1局でも勝てば世界一となります。
日本囲碁界にとってラストチャンス
大げさに聞こえるかもしれませんが、日本囲碁界にとってラストチャンスだと思います。
日本囲碁界は競技人口が大減少していています。競技人口を回復させるためにも世界棋戦で優勝!という明るい話題が必要です。日本勢は約20年間、世界一から遠ざかっています。オリンピック5回分金メダルから遠ざかっていると考えると長いですね。
一力棋聖に流れがある
一力棋聖は準決勝3番勝負で中国の柯潔九段相手に1敗しますが、そこから連勝して決勝に駒を進めました。流れに乗り決勝5番勝負も今まで分が悪かった謝科九段相手に連勝して優勝にリーチをかけました。
とくに2局目の逆転手が素晴らしく、日本棋院のパブリックビューイングで観戦していましたが鳥肌が立ちました。
最大の敵は過密スケジュール
流れは一力棋聖にありますが、日本の名人戦と重なり過密スケジュールとなっている点が心配です。
しかし5日に行われた名人戦2局目も一力棋聖が僅差の勝利をものにしているので、良い流れで決戦の地である上海に乗り込むことができます。
まとめ
囲碁わからない方には「なんのはなしですか?」と思われるかもしれません。端的にまとめると5大会振りに囲碁で金メダル取れそうだから一力棋聖を応援しよう!と覚えていただければ幸いです。
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