囲碁部団体戦
私は首都圏の大学に在学中、囲碁部に所属していました。
囲碁部の主なイベントとして、春秋の大学間対抗の団体戦があります。
5人1チームで3勝すればチームの勝ちで、1リーグ8大学の総当たりで上位2大学が昇格し、下位2大学が降格していくシステムです。
在学中は副将か三将を担い、部のため大学のため死力を尽くしました。
味方が二人勝ち、私も勝って部に勝利を導こう!他の味方が全滅したけど私が一矢報いよう!とかそんなことを考えて対局していました。
卒業してからも、後輩達の対局をよく観に行きました。
何故今回、記事にしているかというと、今年は春季大会が中止になり、秋季大会の開催が依然として分からないのです。
開催できないのは仕方ないと思います。囲碁の大会は「密閉」された教室で、大学代表者が「密集」し、対局は向かい合わせなので「密接」します。このご時勢で避けなければならない「3密」の極みなのです。
後輩とはネット碁を通して指導碁をしていますが、オンラインでの団体戦はまだ難しいのかなと思います(AIを使用した不正やネット環境など解決する問題が多そうです)。
ただでさえ囲碁は競技人口が減少し、私が在学中の時は5部まであったリーグも参加校が減り4部に減りました。このままでは私が所属していた部活が無くなってしまうのでは…と危惧しています。
囲碁部だけでなく、文化部全体がモチベーションを維持できるような機会を設けて欲しいと、切に願っています。
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