工場見学で最高のビールを飲んだ話
今年はまだビールを飲んでいませんでした。年始から暗いニュースが続き、飲む気分では無かったのが理由ですが、仕事が始まり重圧・ストレス・疲労が溜まってくるとやはり黄金色に輝く炭酸を飲みたくなるのがビール好きの性です。
エジプト文明の象徴であるピラミッド建造に従事した労働者にもビールが振る舞われた説があるので、私もそろそろビールが恋しくなりました。
キリンビール工場見学
折角なので1月末の休日を利用し、工場見学をしながら最高のビールを飲もうと考え茨城県取手市にあるキリンビールの工場へ足を運びました。
一昨年のふるさと納税で同工場から出荷された商品を返礼品で拝受しているので、訪れるのは初めてですがそれなりに縁のある場所です。
JR常磐線で取手駅、そこからバスを使って工場へ向かいます。私を含めて10名ほどで工場見学をしました。
大手の飲料メーカーだけあって敷地が広大でした。工場見学は見学用の建屋を廻り、”一番搾りの”試飲を含めた約90分のツアーです。
工場の設備としては新旧の煮汁煮沸釜の見学、原料の紹介、ビール製造の工程を映像やミニゲームと合わせて紹介する流れでした。
ビールの原料である麦芽やホップを五感で体感するコーナーもあります。
キリンビールと言えば"一番搾り"ですが、麦汁を最初に抽出する1番搾りともう1度抽出した2番搾りの比較テイスティングもできます(通常は両者をブレンドして使用しますが、"一番搾り”は名前の通り1番搾り麦汁のみを使用)。やはり1番搾り麦汁は味と色が濃くて麦のスープみたいでした。
少し見にくいですが、トレーに乗っている麦汁の色が全然違いますね。
一通りの工場見学を終えたらいよいよ"一番搾り"のテイスティングです!!
最高の"一番搾り"を堪能
それではいよいよ"一番搾り"のテイスティングです!
このために取手まで足を運んだと言っても過言ではありません。
運ばれてきたビールは泡:ビールが7:3の黄金色に輝き、冷えたグラスの上部にはきめ細かな泡が立ち込めています。
色んなビールを飲んできましたが、作り立てという意味ではNO.1です。
グラスも工夫されていて、分かりにくいですが底部が丸くなっているため泡を活かす構造となっています(グラスや写真の柿の種はお土産で購入することができます)。
一番搾りのテイスティング
その後は"一番搾り"のテイスティングです。広口のグラスで飲み比べクイズに挑戦しました。
通常の一番搾り・プレミアム・黒生を的中させることができました。
広口グラスなのでワインのように香りも楽しむことができます。
"プレミアム"は贈答用なので市販されませんが、以前に飲んだことがあり的中させることができました。
飲み比べと言えばサッポロビールのエビスビール記念館で販売されていた3種類を思い出します。
ふらりと外出してお酒を飲むのも楽しい
今回はキリンビール取手工場見学をした話を記事にしましたが、4月にはサッポロビールのエビスビール記念館が【YEBISU BREWERY TOKYO】として新生するので是非とも行ってみたいです。
代官山にはキリンビールのスプリングバレーブルワリー東京(こちらも2月から休業し今春再開予定)があるので、ハシゴするのも楽しいかもしれませんね!もうすぐ立春ですが、早くビールが美味しい季節になりますように。