本因坊戦第7局 封じ手予想【白番】
運命の1局が始まりました。
第76期本因坊戦第7局、勝者がタイトルホルダーです。
実利を稼ぐ白の文裕に対し、黒の芝野王座は右辺で模様を築きました。
文裕が模様を消すために白36から動き出し、ゲームが動き出しました。
白は部分的に切り取られましたが、ほぼ侵入に成功したと言えます。
しかし完全に生きているわけではないので、白は補強しつつ下辺の黒を攻めてアドバンテージを稼ぎたいところです。
黒:芝野王座 白:本因坊文裕
1日目が黒63で終わりました。
今回の封じ手予想は1点で絞ってみます。十五15のブツカリです。
【予想図】
無難な進行になれば、右辺の白と下辺の黒が生き合う形になります。
白は下辺の実利を得て、黒は中央の厚みを得る展開になりそうです。
1日目が終了した段階では、少し白の方が打ちやすそうな気がします。
文裕が勝てば本因坊10連覇、芝野王座が勝てば最年少本因坊の誕生です。
明日は日本囲碁界の歴史に新たな1ページが記されるので、
楽しみに待ちます。
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