ちょっとおもっそい播州弁検定
6月5日に、ちょっとおもっそい播州弁検定が加西市立図書館で開催されました!
これは、加西市で日常会話として話されている“播州弁”をどれだけ正しく理解しているかの検定です。
“播州弁”というと、日本全国数多ある方言の中でも、怖いと言われたり、一番汚いとメディアで取り上げられる言葉。
皆さんあまりお好きじゃないのかと思いきや、受付を開始すると定員80名のところ、なんと260人もの応募があったそう!
私自身も応募しましたが、残念ながら落選してしまいました…。
◆
会場はアスティアかさいの地域交流センターということで、外から様子を覗いてきました!
〔地域交流センターの中央のスペースに、ぎっしりと並べられたイスに座り、参加者の皆さんが検定開始を待っておられます。〕
まず始めに播州弁検定が厳かに執り行われました。
検定のあとは、播州弁研究会代表・漫画家の井上四郎さんから特別講演会がありました。
その間にスタッフは、採点を行います。
70点以上が合格ということで、皆さん緊張しつつ講演を聞いておられました。
そして、合格発表!
まずは最高得点の方の表彰が行われました。
今回は3名の方が96点を取られたそう!
〔表彰式の様子。〕
最高得点を取られたのは、加西市在住の75歳の女性と、神戸から参加された方、そして姫路市在住の男性でした。
皆さんそれぞれに、様々な想いを持って参加されたそうで、播州弁を通して昔の思い出を思い出したと話されていたのが印象的でした。
そして、合格者の発表がありました!
〔学校の合格発表のような掲示。〕
今回は100人の参加者のうち、80数名の方が合格されたそうで、播州の地での開催とあってさすがの合格率です。
〔合格者の方の列。〕
合格者には、表彰状と記念バックが送られました!
◆
播磨の地で使われる播州弁。
汚いや怖いといったマイナスのイメージの強い方言ですが、実際に使っている播州の人たちは、意外にもその言葉を気に入っているのだなと感じた一日でした。
今回私は落選していましましたが、播州弁を使った紙媒体を作ってみたいという思いが募りましたので、また何かの機会に作成したいと思います!
参加された皆さま、お疲れ様でした!
そして合格された皆さま、おめでとうございます!
関連記事:神戸新聞
http://www.kobe-np.co.jp/news/shakai/201602/0008815714.shtml
http://www.kobe-np.co.jp/news/hokuban/201606/0009156662.shtml
加西市立図書館
http://www.library.city.kasai.hyogo.jp/t03osir/4461
アスティアかさいGoogleマップ:https://goo.gl/maps/AmhprSwxirM2