2 日米和親条約を結ぶの巻

お手紙受け取った阿部総理「どうしよーアメリカ帰ったけど,来春って早すぎるよな〜。勝海舟のいう光る意見はもちろんあるけど,どうやっても間に合わないよ…。やべーオワタ。」

突然,ロシアの艦隊がやって来る。

ロシア人「(ウォッカ飲んでベロベロに酔いながら)ヘ〜イ!ジャパニ〜ズ!開国してよ〜!一緒に酒呑もうよ〜!楽しくしよ〜よ〜^_^」

血の気が引いて倒れそうな阿部総理「…(混乱しすぎてフリーズ。えっ,これって夢じゃないよな⁈さっきアメリカ帰ったばかりだよ⁈)。えっと〜あの〜その〜…状況がイマイチつかめないというかパニックというか,一言でいうとヤバイ精神状態なんですけども。」

ロシア人「な〜に,大丈夫!開国したら楽しいぜ〜!YOU開国しちゃいなよ^_^(ジャニーさん風)」

阿部総理「…。」

この状況を聞きつけたアメリカペリー「なに‼︎‼︎これはまずい‼︎開国は最初に結んだ国が1番利を得るもの。急いで阿部総理のもとへ行かねば‼︎‼︎家来ども日本へ戻るぞー‼︎」

ペリー家来たち「えっ‼︎まぢすか‼︎今極寒の冬ですよ‼︎雪降ってるんすよ‼︎こんなんで航海したらマヂで凍えて後悔しちまいますよ‼︎(航海と後悔掛かってるね^_^笑)」

ペリー「つべこべ言うな‼︎最初が肝心なんだよ‼︎いいから船出せ家来ども‼︎日本へ行くぞー!」

ペリー家来たち「まぢかー。寒いよー。死んじゃうよー。でも,船出さねーと海に放り込まれそうだから,しゃーねーなー船出すとするか。」

というわけで,江戸湾到着。

阿部総理「えー‼︎ちょっと待って,ちょっと待ってお兄さん‼︎‼︎来春来るって言ったでしょ‼︎」

ペリー「全てはロシアが悪い!」

阿部総理「そんな〜待ってよ〜…。無理だよ〜。てか,江戸湾って,江戸幕府に近すぎだよ!おい!危険な香りしかしないよ!乗っ取られるよ。危ねえ!ペリーさん頼むから遠い港で話しよっ!ねっ⁈頼むから!一生のお願い‼︎」

ペリー「ムーリー」

阿部総理「いやいや,そこをなんとか!一生のお願いだよ!本当に頼むよ‼︎」

ペリー「気安く一生のお願いとか言うんじゃねーよ!でもまぁ,おれも鬼じゃねえからな,ジェントルマンだから,今日のところは聞いてやるよ。今日だけだぞ!いい⁈」

阿部総理「ペリーさん本当良い人〜!ありがとーう‼︎じゃ横浜港でいいですかね?」

ペリー「ラジャ!」

ということで,横浜港で交渉スタート。

幕府の交渉人「今回のペリーさんの優しさぶりには感銘いたしました!なので,船の燃料の石炭と食料OKです^_^」

ペリー「ほー!やるじゃんキミ〜^_^いいね〜!最高だわ!そうこなくっちゃ✨」

幕府の交渉人「でも,貿易だけは勘弁ください。」

ペリー「んっ⁈今なんか言った?んっ⁈」

幕府の交渉人「いや,だから,貿易だけはご勘弁を」

ペリー「…。もう一回言ってもらっていいかい⁈怒 今…なんて…言った⁇」

幕府の交渉人「(やべーペリー怒ってるよーまぢかよー冷汗)だから,あのーそのーえーっとー,だからー,あのー,貿易の方をですね,今回目をつむっていただけないでしょうか…⁇」

ペリー「わかった‼︎」

幕府の交渉人「…んっ⁈えっ⁈いいの⁈ほんと⁈ペリーさんいいの⁈おーーーまぢ神ってるわーペリーさん最高!さすがです!もう足向けて寝れないです‼︎ありがとうございます‼︎」

ということで,日米和親条約が締結。
その内容は,
「ずっと仲良しでいよーねー💓」
「仲良しの証拠に,下田港(静岡県)と函館港(北海道)でも交流(開国)しようね💓」
「もしロシアとか他の国が良い条件で誘ってきて,仲良し条約結ぶ時は,同じくらい良い条件にしてよ💓石炭や食料いっぱいくれるとかさ^_^」
「ずっと仲良しでいるために,下田(静岡県)に外交官(情報交換する人)を置かせてね💓」

簡単に言うとこんな感じ。日米和親条約締結まではここまで。

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