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#58 WD2日分です。

また2日分のWDを溜めてしまった。理由は1つ、昨日Wyrd oft…を書いていたら、ついつい寝る時間が来てしまい間に合わなかったというのがその真相である。これ、辞書ごとに1週間振り返るに変えようかな、と思うが、そうするとOEDのときに、datedやobsoleteばかりになる危険性もある。難しい。

mozhi gengoさんのnoteに土曜日のMWのWD、fecundが取り上げられていた。さすが見えている人には見えるのだなーと感じた。fitzやbambiで興奮している場合ではなかったです(^^)/

さて、今日も今日とて、Words of the days(2日分)。さまざまな辞書から。

Merriam-Webster(MW)
MWは昨日がabhor、今日がgladeで、もちろん一貫性はない。abhorはラテン語の「abhorrere」から。「ab-(離れて)」+「horrere(震える)」とされる。synonymに、hate, loathe, abominate, detestなどがあるので、区別したい。
gladeはopen space in the woodsぐらいの意味だが、etymonlineでは、古ノルド語のglaðr "bright"からではないかとされている。KDEEは、glad, gleam, glitterなどと同じ語根で「明るい」の意味かとしている。
Collins
Collinsはscornjamで、もうteaシリーズと言ってもいいだろう。先週が、feisなどの単語で祭りシリーズだった。jamはetymonlineでは語源不詳ながらも、中英語のcham由来かとしている。KDEEは動詞「jam =ぎっしり押し込む」からかとしている。Scornはかなり長くなる話があるので、また別日に。
Britannica
ブリタニカは、blue-ribbonsmorgasbord。選択が独特である(ま、全部そうだが)。blue-ribbonはcordon bleuからとされる。フランス語cordonはcordであり、リボンを指す。Etymonlineは、「フランスの聖霊大十字騎士団 (ブルボン朝時代の最強の騎士団) が着用していた空色のリボン」がその由来としている。smorgasbordはスウェーデン語「smörgåsbord(バター付きパンのテーブル)」から。ビュッフェスタイルの食事を指す。
LDoCE
edgyinfluence。edgyはnervous and worriedの意味。edge + -y。influenceはさんざん扱ってきたので割愛。

以上、2日分。OEDは、aglunidorosity。agluはアザラシが氷にあける呼吸のための穴。この単語を使うことが、残りの短い人生であるのかは、甚だ疑問である。nidorosityは、「匂いがすごいげっぷ」。死語。なぜ、この単語をWDにしたのかについても、相変わらずナゾな今日この頃である。

今日はこんなところです。

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