全身の痒みで妊娠発覚 【初めての妊活 妊娠超初期編#1】
こんにちは。もうすぐアラフォーのキャリア女子、不妊治療&休職中のかえる🐸です。
今日からは「初めての妊活 妊娠超初期編」と題して、初めて自然妊娠した時の体験について書いていきたいと思います。どのように気づいて、どのような初期症状があって、その時何を考えていたか。
その頃から6ヶ月経ってしまったので、うまく思い出せないこともあるかもしれませんが、これを機に振り返り、自分を理解し直すことにも繋がればと思っています。
気持ちの準備も何もなかった
以前のnote(下記)でも触れましたが、妊活を始めた当初、焦りは全くと言っていいほどありませんでした。6ヶ月から1年後くらいに妊娠していれば、新しい仕事もひと段落していて丁度いいなぁ、なんて甘いことを考えていました。
そのため、夫婦で狙ったタイミングで仲良しして以降も、体調の変化に気が向くことはありませんでした。
もっと正確に言うと、体調が変だ思うことはあったのですが、私の頭の中で妊娠の可能性に全く結び付かなかったのです。
妊活に励む方であれば、妊娠検査薬が日付を事前に計算して、その日が近づくごとにソワソワしたり、フライングで指定日前に検査したり(←今の私)、そういうこともあるでしょう。
ただ、最初の3周期の私は、妊娠しているかどうか気になってしまうことは、全くと言って良いほどありませんでした(ピルの影響で妊娠できないとわかっている1周期目を含む)。ピルを止めた影響は辛かったものの、今思えばそれなりに快適に過ごせていたのかもしれません。
最初の3周期は大体こんな感じ。
1周期目: 1月末〜2月末。ピル内服を辞めた時のため、妊娠しない想定の周期
2周期目: 2月末〜3月末。本腰入れてタイミングをとった初めての周期。この頃に部署異動で環境が大きく変化
3週期目: 3月末〜4月末。生理予定日から少なめの出血が3日ほど続く。引越しでバタバタする。結果的に妊娠がわかる
妊娠判定日がいつかなど頭にない状態で、これまで通りに仕事や趣味のスポーツに励み、友人たちとも変わらず飲みに行く日々でした。飛んだり跳ねたりの球技を毎週3時間×2回したり、リングで体を目一杯動かすような武道をやったり、毎週のパーソナルトレーニングに励んだり...相当動ける30代女子だったように思います。
そんな心の準備も何もない私は、青天の霹靂のように妊娠を知ることになります。
どのように妊娠に気づいたか
異変に気づいたのは、会社に出社してたある日のことでした。
その時私は、窓辺のいつものデスクで、一人作業を続けていました。時間はもうすぐ午後5時半だけど、まだ外は明るい。
キリのいいところまで仕事が終わらせようと、パソコンをカタカタ打っていると、右の足首が痒い。屈んでポリポリ掻きながら、なにか虫に刺されたかなぁと思う。
午後6時を前に仕事を終わらせ、会社を飛び出て電車に乗る。その日の電車は混んでおらず、座席に余裕がある。ラッキー。どっしり座席に座ると、先ほどの痒みがまた気になり始める。少しだけ肌が赤いが、凹凸はない。
今度は右も左も両方痒い。服の裾に洗剤でも残っていて、それがかぶれたのかな?なんて思う。
ポリポリポリポリ。
そうしたら手首や指の側面も痒くなってくる。そうすると洗剤かぶれではない??
ポリポリポリポリポリポリポリポリ。
自宅最寄りの駅まで一度電車を乗り換え、トータル約20分。その間私は人目を憚らず、ポリポリしたり、さすったり。側から見ると、電車の中で避けたい類の人間だったはずです。
家に着き、多少治ったように感じたのも束の間、今度は、太ももやお腹も少し痒くなってくる。いや、どんどん痒くなってきた!
そこに旦那が帰宅。体が変に痒いといって、服をめくって見せると、もう真っ赤。体の至る所が赤くなっている。
アトピー持ちでもなく、蕁麻疹もあまり経験なく、はじめての症状に驚くばかり。これは明らかにただ事ではない!
痒くてどうしようもなく、虫刺され用の薬を塗って横になる。
そんな私に旦那が一言。
「妊娠かもしれないから、妊娠検査薬を使ってみよう」
体が痒くて私がワーワー騒ぐ間、旦那はスマホで検索してくれていたようでした。妊娠性掻痒(にんしんせいそうよう)というものがあり、この蕁麻疹のような症状は妊娠からくるものであるかもしれないと。
私のように妊娠の超初期に出たという事例は、ネット上であまり見つけられなかったのですが、症状はドンピシャ。
けれど、この旦那の指摘に私はとても懐疑的でした。なぜならば、ちょっと前に生理はあったと思っていたからです。
確かに、よく考えると違和感はありました。血が出なくなったのは3日目で、普段4-5日かかる私にしては短く、また、量も少なめ。ピルをやめて体が適応できず、変になったのかなぁなんて根拠もなく思うだけで、問題だとは考えていませんでした。
そのため、検査薬を使ってみたらという旦那に対して、「絶対違うよ」「そんなに言うならやるけど、違うと思う」などと言う始末。
でも、言われるがままに検査をしてみると、うっすら妊娠陽性の線が出ていたのでした。
この後すぐに産婦人科を検索し、ギリギリまで働き続けるためにも、職場のすぐ近くの産婦人科に初診の予約を入れました。5月9日、妊娠5週4日にあたる日でした。
振り返ると合点がいく、妊娠超初期症状
妊娠が判明してから振り返ると、さまざまな初期症状があったことに気づかされました。
その多くは、PMSや生理時の症状と似ているため、簡単に分かりようがないのも事実です。
ただ、特に私は、ピルをやめて久々に重めの症状と向き合っていたこともあり、すべて通常のPMSや生理によるものだと思い込んでいました。そして、職場異動や引越しによる疲れが、その症状をさらに重くさせたのだろうと考えていました。
実際どういう症状を私が経験したかというと:
生理予定日1~2週間前
頭痛、腹痛、腰痛
眠気、体のだるさ
イライラ
ただし、生理直前の強烈なイライラはなかった
スポーツ中の動悸(心臓ドクドク)
生理予定日から出血が止まるまで
出血(のちに、着床出血だったことがわかる)
体温が高いまま。疲れによる熱と似た感じ。
お酒があまり飲めない/美味しく感じない
その後
頭痛、腹痛、腰痛
眠気、体のだるさ
体温高いまま
この中でも、スポーツ中の動悸は確かに異常でした。普段激しく運動しても平気なのに、この日はプレー中に急に心臓がドクドクしはじめたのです。ちょうど同じコートにいた方が看護師だったので、すぐ脈をとってくれたのですが、自律神経が乱れているんですかね、不整脈ですよ、と言われたのを覚えています。
その頃、職場や生活の環境変化でストレスを抱えている自覚はあったこと。そして、もうすぐ生理予定日だったことから、自律神経乱れても仕方ないよな、くらいにしか捉えていませんでした。
この動悸があったのが4月29日、妊娠4週1日にあたる日です。こんなに早い段階で重めの症状が出る事例は、どうやら少ないようでしたが(私調べ)、これも超初期症状だったのだろうと思います。
ただ、恐ろしいもので、冒頭にも言ったように「すぐ妊娠しなくていいや」と思っていた私は、これらのサインを簡単に見逃したのでした。
5週目に入ってやっと妊活の自覚を持った私は、そこからお酒やカフェインを控えるようになり、妊婦らしい生活をするようになったのでした。
さいごに
今日は、初めての妊娠に気づいた時の状況について、でした。
明日も引き続き「妊娠超初期編」と題して、妊娠が判明した当時のことを思い出しながら書いていきたいと思います。その時どういう感情だったのか、そして、なぜ自宅でなく職場に近いクリニックにしたかについても、触れたいと思っています。
初めての妊娠 妊娠超初期の時系列まとめ:
2024年10月18日
🐸