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SNS疲れ、私の対処・予防法

 「SNS疲れ」という言葉が登場してからしばらく経つ。
 最近"だからこそ"と言うべきか、SNSに対する不満を述べている人は少なからずいる。少し前にXを開いた時、タイムラインの冒頭にいきなりXやそのユーザーに対する呪詛のような投稿が出てきて、「相変わらずだな…」と思わず片頬がニヤけてしまったこともある。

 以前も触れたが、私は肉体的な病気をやってからSNS(というかX)から受けるストレスを余計に感じるようになり、ある芸人さんの発言をきっかけにXを本格的に離脱、代わりにBlueskyを使うようになった。

 短文系のSNSではユーザー数が少ないとされるBluesky。
 むしろそんな静けさに憧れたところもあるわけだが、現在は残念ながらというか、投稿した写真のプチヒットをきっかけにフォロワー数が増加。しかしだからといってX同様のストレスフルな場になってしまった…ということはなく、むしろ以前以上の充実感を感じている。単純なフォロワー数が増えただけではなく、以前と比べても明らかに「読まれている」実感がある。

いつもありがとうございます。

 Xは確かにユーザー数こそ圧倒的に多いが、そのぶんコミュニケーションの濃度が希薄に感じる。ノイズもとにかく多い。それでもなんとかいろいろ頑張って配信はしていたが、ボールを壁に投げてもボールが返ってこず、どこか冷笑的な雰囲気とともに壁の中に飲み込まれているような感じだった。「ユーザー数が多い」は言うほどメリットにはならない。

 あと、プラットフォームを切り替えただけでなく、自分の意識も変えたことも大きいかもしれない。特に写真がヒットしたあたりから、私はBluesky投稿の際、以下の三か条を心がけるようになった。

  1. むやみやたらにフォローしない(余計な繋がりを作らない)

  2. なんでもかんでも語ろうとしない(本当に大切な話題に絞る)

  3. Xのノリを持ち込まない(SNSの特性に合わせた、楽しい運用を目指す)

 これらはInstagram、noteでは以前から意識していた点だったが、それを短文型のSNSにおいても適用するようになったとも言える。Xにおいてもまるで不可能というわけじゃないけど、15年分の蓄積がある状況では厳しいだろうなぁと思う。

 こういう実感はどこまでいっても主観的ではあるものの、とにかく、私はここ数ヶ月でSNS(私の場合はX)への疲労感・徒労感からはだいぶ解放されたように思う。もちろん、Blueskyだっていつか体制の変更とかあるかもしれないし、将来がどうなるかはまだわからないけど。

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