塾に通いはじめる時期(高校受験ver.)
毎日が特別な1日…おはようございます…KAROです。
いつから学習塾に通うかの目安になるよう、今までの経験からいくつかケースを紹介します。
あくまで
・中学受験はしないで、高校受験をメインで考える
・習いごとではなく、あくまで学習塾の開始時期を考える
・きっかけが重要ではあるが、それは今回は考えない
とします。
何かをはじめるにはきっかけがほしいところです。
特に子どもは、自分から通いたい・はじめたいと思うことが、まずは重要になってきます。
本来は、子どものやる気も考慮しての選択が正しいのですが、今回はあくまで「時期」のみに注目して考えていきます。
オススメしたい時期は3つ
提案したい時期は3つになります。
本人の学力と忙しさによって、時期が異なります。
小5
まずは、大多数にオススメしたいのが小5からの開始の検討。
これは小5であれば春でも冬でもいつでも構いません。
教育にかかわっている方なら、おそらく賛同いただけると思いますが、注目したいのは算数力です。
計算力=算数力だった小4算数までと異なり、小5算数からはちゃんと算数しないといけません。
わかりやすいのが割合と図形。
この2つの本人の理解度が低い場合は、さっそく黄色信号点滅です。
中学生になって方程式を身につければ算数は不要と考える大人もいますが、それは完全な間違いで、算数力のない中学生は、そもそも方程式をたてることができません。つまり、方程式の前にならう「文字式」で早速ついていけなくなります。
その算数力の重要なステージに入ってくるのが小5というわけです。
習いごととの関係や、本人の文章読解力次第だと思いますが、算数だけでも中学生になる前にきちんと身につけさせてください。
中1春
次にオススメするのが中1の春です。
中1の夏では、すでに手遅れになることがあります。
中2になってからは論外です。むしろ逆効果なケースもあります。
中1の春からでないと効果は激減すると思ってください。
理由は英語と数学。
英語を小学生から習うようになりましたが、中1開始時点の英語力は以前と大差はございません(失礼ですみません)。
よって、中1からきちんと英語を身につけていくためにも、きちんとした学習塾にて学ばせることは重要になってきます。
次に、数学。
すでに算数力での差は開いていますが、中1数学で完全についていけなくなれば、中2や中3からの逆転はほぼ無理です。
中3の部活動を引退してから成績を爆上げする子どもは、もともと英語と数学ができるか、理科と社会で一気に成績をあげるかになります。
よって、中1からの数学力は必須となります。
中3夏
最後に中3の部活動を引退してからになります。
これはコスパが良いです。
もちろん、学習塾の授業料などにおいて、もっとも高額になるのは受験学年ですから、この時期の費用が最大になります。
それでもコスパが良い理由は
・受験のノウハウを得ることができる
・ノウハウの最も濃厚な部分をピンポイントで得ることができる
・本人の意識が勝手に高まっていく
・反抗期をおえる時期と重なれば手もかからない
以上です。
時期よりもきっかけを重視したい?
本日の内容は1点、注意すべき部分があります。
すべて親が主体となる考え方である点です。
教育において非常に重要なテーマのひとつになります。
親が決めていくのか。
はたまた子どもが決めていくのか。
これについては、今後も深ぼりしていきますが、
どちらにも正しい意見や考え方があります。
KAROが親とかかわってきた感触から言わせていただきますと、
子ども主体できめるのは高校生になってからで十分。です。
親がある程度、子どもに道筋を示して先導している場合が、きちんと育っている感触があるためです。
しかし、これはあくまで一例。
子どもに合わせた選択をずっと考えるべきが親です。
一概には言えず、難しいところです。
しかし、考え続けたいものです。
朝の時間がとれる範囲で書いている関係上、結論が出ぬまま終わってしまうことも多々かと思いますが、なるべくお役立てできるよう発信していきますので、応援のほど、よろしくお願い致します。