子育てと仕事 Case 3
今回の彼女の職業は、
”病院事務”
です。
彼女との付き合いは、一番長くて保育園の時からの○十年以上の付き合いです。彼女はすでにお孫ちゃんがなんと7人!なのに、私は末っ子のまだ子育て中💧
これは私の結婚や出産が遅かったのではなく、彼女が早かったのです。
さらに彼女のお子さんも結婚が早い結果、こうなんです(笑)
常に子育ての先輩であったので、どうしていいかわからない時、辛い時、よく相談に乗ってもらったものです。
では、どうぞ。
1. 今の仕事を教えてください。
→医療、介護請求事務です。
2. 家族構成を教えてください。
→長女(35) 独立
長男 (33) 5児の父
次女 (29) 旦那様のご両親と同居、2児の子育て中
彼女は、再婚して、優し〜い旦那様と二人暮らし
3. 1日のスケジュールを教えてください。
→朝6時半〜19時勤務です。
どれだけ働く?責任あるポジションを任されていて
常に大変そうです・・・
4. 子供を産む前は、何をしていましたか?
→常勤の銀行員です。
5. 子供が生まれてから、何が変わりましたか?
→子供主体の生活となり
仕事を始めるまでに8年かかりました。
一番下の子供の保育園の送迎をし始め、
常勤の正社員として勤務できるようになるには、6年かかりました。
子供の送迎がある間は、パート勤務の選択肢しかなく、経理と営業を扱う仕事をしていましたが 保育園費用がかさみ、赤字に近い状況もありましたが
後の自分への投資期間と割り切り延長保育をしながら勤務しました。
営業職ではない、常勤の正社員勤務になるために 医療事務スクールに通い
資格を取り、自己投資20万円をかけ、現在の職に至ります。
*全国的に有名な産婦人科で、初の”病院コンシェルジェ”を任され頑張っていたこともあるんですよ!
新しいポジションなので、そのあり方、周りの人たちへの指導と連携のあり方など
常に悩みながら だけど築き上げて行っていたのを私も覚えています。
6. 子育てをしながら、仕事をする中で、工夫したことは何ですか?
→子供主体の時間の中で 自分の時間を削って、自己投資と割り切るには
主人の協力が必須だったのですが、理解されるまでに時間がかかり
常勤勤務をするまでには時間がかかりました。
7. 大変なことは何でしたか?
→年齢差のある姉兄妹でしたので、落ち着くまでの長い時間を どう過ごすべきかのプランニングには もっと知恵が必要だったかな、と後悔があります。
8. 一番大事にしていることは何ですか?
→ 私は、仕事をする以上は、自己犠牲は当たり前の世代です。
でも今の若い人にそれを求めることは 難しいです。むしろ、子育てしながら働くママには いかに自己啓発をしながら 仕事に向上心を持って取り組んでもらえるかを 常に考えられる上司を目指しています。
そうでなければ組織を支えることはできないと思っています。
*お子さんがみんな独立した今、ここは自分の目標がくるんですね
9.今後のプランはありますか?
→ 仕事で何を残せるかを模索中。
10. 子育て真っ最中のママに一言!
→ 子供に負けない、自分に負けない、主人に負けない(笑)
11. あなたの座右の銘は?
→ 時間がかかっても、諦めない。
彼女を見て思っていたことはママが働くには大きく3つのパターンがあるということ。
1. 若いうちに子育てをして、そしてその後の時間を存分に自分の仕事に当てる
2. 仕事は辞めずに、育児と仕事を両立
3. 子育て中から、再就職を念頭に置いた、できる準備をしつつ、子供の成長に応じて 仕事の幅や時間を増やしていく
彼女の場合は、まさに1!
あなたはどのパターンはどれでしょう?
今はCOVID-19のせいで”自分の病院から出してはいけない”という
強い緊張感と使命感のもとで働いているので”精神崩壊しそう・・・”
と言っていますが、
若いかたちの先頭に立って 優しく、時に厳しく頑張っているのが 目に浮かびます。
十分に感染予防をして何とか この時期を乗り切ってくれることを祈っています。
最後まで読んでくださり、ありがとうございました。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?