練習の目的はなんなのか?
少年団の練習を見ていると、この練習の目的はなんなのだろう?
と考えてしまう練習があります。
ひたすら顔を下げて行うジグザグドリブル。
足もとのみでの足裏のボールコントロール。
「その練習が試合ではむしろ逆効果になっている練習があります。」
上記の練習はおそらくボールコントロールを養うという
意味で行っているのでしょうが、ただただ無駄にタッチして
いるように感じられるのです。
何が言いたいかというと、指導者の思考停止がその練習に
表れているのではないかと思うのです。
「なぜ?」「なぜ?」「なぜ?」
という問いが常にあればマンネリ化した練習というのは
なくなると思います。
その練習が良いとか悪いということを言いたいのではありません。
目的意識が必要な練習が常に行われる必要があると思うのです。
本当に単純に、顔が下がってしまうのであれば、
「最低1回は顔をあげてみよう!」
とか、
「なんで顔はあがった方がいいのかな?」
という問いかけもできると思います。
その現場で起きている現象を把握して、1つでいいから改善していく。
できれば、頭ごなしに子供を否定したり強制するのではなく、
子どもに気づかせるようなメニュー設定やコーチングが理想でしょう。
難しく特別なことをする必要はありません。
成功とはシンプルですから、複雑にせずにシンプルに
考えて実行していけばいいのです。
こちらが伝えたいメッセージの投げかけ方は、
子どもや状況によって常に工夫が必要でしょう。
一番のポイントは子供に伝わっているかどうか。
心に響いているかどうかでしょう。