日記〜リソグラフ印刷、DIY、ラッキーオールドサンのLIVE〜
今日はトピックを用意してなかったので、今日一日の日記を書く。
朝は9時ごろ起きて遅めだった。昨日とは変わってお天気なのが嬉しい。でも空気がひんやりしているかんじ。
午前中は、午後に印刷する予定のPDFデータづくりと、Instagramの方向性を考えたのと、いま旦那さんと作っているテレビ台のDIYをちょっと進めた。
お昼は、今日オープンした近所の洋食屋さんに行く。ランチセットに付いているカリフラワーのポタージュが美味しかった。お店の美味しいポタージュはしあわせな気持ちになれる。先週も日本大通りでグリンピースのポタージュを食べた。
今日のお店の感想としては、美味しいけど今後あまり行かないかな、というかんじ。
そのまま旦那さんとバイバイして、私は隣駅の本屋 生活綴方へと自転車を走らせる。きのう見終えたばかりのドラマ「カルテット」のエンディングにどハマり中で、歌いながら自転車を漕ぐ。人とすれ違うときだけ消音モードになる。
生活綴方のリソグラフ印刷工房に着いて、頼まれている名刺の印刷をはじめる。工房の中にある小上がりでは、「汁の会」なるものが開催されていて、店長の雅代さんや三輪社の中岡さんなどが大きなお鍋を囲み味噌汁をすすっていた。
そこにいたお店番の一人が、スマホを見てしまうからと最近ガラケーにしたらしい。すごい。作業の手を止めて思わず話に入る。私も今絶賛「スマホばなれ月間」中。常にとなりの部屋にスマホを置いて、スマホがない生活を当たり前にしようと試みて、1週間。だいぶ時間が増えたかんじがしている。
私もどうしたらスマホを手放せるか考える中で、ガラケーにする選択肢が一瞬頭をよぎった。だけど、世の中がスマホ前提になっているから無理だと速攻であきらめた。でもその選択をした人がいた…。今度もっと話をきいてみたい。
名刺の印刷は、今回はそんなに時間がかからないデザインだったのに機械がうまく動かなくて結局3時間かかった。リソグラフの印刷はスムーズに行くことのほうが少なくて、こんなのは慣れっこだ。むしろ一回の印刷で終わって良かった。今日はリソの大先輩、中岡さんがいたので一緒に試行錯誤してくれて助かった。
印刷を終えたあと、近くのコンビニでレターパックを買ってこれまた頼まれていたチラシを発送する。今日は二つも仕事を終えられてスッキリだ。
一旦帰って、旦那さんが続けていたDIYを手伝う。先日、古道具の棚が来たのをきっかけにテレビを動かすことになり、リビングの抜本的な模様替えになった。ちょっとした発想の転換で暮らしは大きく変わるものである。団らんしやすい配置になって、より良い家になった。
前にテレビを置いていた棚はいわゆる壁面本棚のようなかんじなので、新しく独立したテレビ台をつくることになった。今回は旦那さんが端材を使ってつくれるように設計してくれたので、ベランダに散乱する端材も少なくなり、私はご満悦である。
17時半くらいに化粧をして家を出て(生活綴方ではすっぴん上等である)、象の鼻テラスで開催されるラッキーオールドサンという夫婦デュオのライブに行く。
2年前、「うすらい」というアルバムを二人だけで制作して、二人だけで48都道府県すべてをまわる「うすらいの旅」がはじまった。私は二人が神奈川に来るのをずっと楽しみにしていた。
ガラス越しに見える海と大さん橋を背に、マイク一本をはさむような形で二人が演奏した。しずかで、つよい音楽。二人がたいせつにしているものを、私も大切にしたいと思う。それはできるだけ自分でつくること、自分の目で見ること、自分で感じること。それは旅先の路地裏で出会うそこにしかない生活。行かないと知れないこと。
ライブの後、グッズ販売を二人が行うというのでほとんどのお客さんが列になった。私も、自分がつくり手にまわってから感想を伝えることを心がけていて、長い列に並んだ。ボーカル・ナナさんの手描きの缶バッチを買って、このライブを心待ちにしていたこと、今日のライブの感想をつたない言葉で伝えた。
賛否は分かれると思うけれど、マスクを外して伝えた。顔を見せて伝えたかった。「ダメ元で聞くんですけど…」と握手も求めた。照れくさそうにも快く応じてくれた。大好きな音楽をつくっている人のぬくもりをちゃんと感じたかった。
感想を伝えると、ナナさんは「嬉しい言葉…」とはにかんだ。それから白楽と孤独のグルメの話をした。
そのあと夜遅く帰って、Uber eatsを見ていたらハンバーグのおがやのページに新作・牛すじカレーが出ていたから頼んで食べた。じんわりする夜にふさわしい一品だった。
明日は新しい靴を買いに行く。日常用の靴を買うのは多分5年ぶりくらいで、たのしみ。おやすみなさい。