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マニュアルトランスミッションへのあこがれとスズキアルトワークス4WDーAGS

愛車をジムニーJB23から、アルトワークスHA36Sに。


ジムニーの走行距離が9万キロを超えたので、次をどうしようか昨年の年末ころから悩んでいました。僕の乗っていたジムニーはJB23、ATで、ノーマル車でした。
悩んだ結果、先代のアルトのワークス4WD、AGS車にしました。

ジムニーの良かったところ、


1.非常にリラックスして運転できる:
 アクセルの反応、ステアリングの反応が穏やかで、非常にリラックスして運転できます。ジムニーは、悪路を走ることを想定しているので、クイックに反応してしまうと良くないというのがあるからだと思います。ブレーキも、他の車から乗り換えた人は効かないブレーキと感じるかもしれませんが、しっかり踏めば効きます。微妙なブレーキをきかせやすいセッティングになっているので、軽く踏んだだけでガクッと効くブレーキに比べてとても使いやすいです。オフロードに行かなくても十分楽しめる車でしたね。さらに、林道に行ったときはまじで楽しかったです。
2.どこにでも行ける:
 とにかく、狭い道でも、雪が積もっていても躊躇なく進めます。僕はATに乗っていたのですが、3、2、1速も選択できてしっかりエンジンブレーキを効かせることもできるので下り坂も怖くありません。ただし凍結路などの滑りやすい路面の運転では、意外とグイグイ進むのでスピードの出しすぎや減速に注意しないと事故ります。事故ったことはありませんが、凍結路でのブレーキングでヒヤッとしたことは何度かあります。
3.長距離でも疲れない:
 ジムニーJB23のATで何度も遠出しました。上記2つの特徴と、しっかりしたシートのおかげで疲れません。高速では、加速がいまいちというのが気になりますが、制限速度+αで走ることは十分できます。

次もジムニーにするか?


 というわけで、次の車もジムニーにするかと思っていたのですけれど、4ドアが欲しかった、もう少し燃費の良い車、とか、色々考えて、ジムニー以外で選ぶことにしました。ちなみに、ジムニーの燃費は、僕の場合、10〜12km/Lでした。現行ジムニーはもうちょっと良くなっているでしょうか?

マニュアルトランスミッションへのあこがれと苦手意識


 僕が子供の頃は、まだMTが主流で、自分の父親がシフトチェンジをしながら運転する姿を助手席で見ていてすごくかっこいいと思ってました。

 自分が自動車学校に通う頃には、AT限定免許というのができて、AT車も普通に選ばれる時代だったのですが、もちろんMTで免許を取りました。でも、クラッチを繋ぐのと回転数を合わせるのが苦手なことに自動車学校で気づきます。

 免許取得後、もちろんMT車も運転しましたが、その苦手意識を克服することができませんでした。だから、ATで、かつ自分の意志で変速できる車が出ればいいのにとずっと思ってました。ですので、RX-8のマニュアルモード付きのATなんかはとても憧れました。ステアリングホイールのところにシフトアップダウンのスイッチがあって、いいなーと思ってカタログを眺めてました。買えませんでしたけど。
 結局自分の所有する車はすべてAT車でした。

幻となるか、スズキのAGSとアルトワークス


 そんな僕にビシッとハマる車が先代のスズキアルトでした。AGS(オートギアシフト)のアルトワークスが発売されます。結局ジムニーを買ったのでしっかり体験はできていなかったのですが、ずっと気になっていました。

 AGSは、MTを基本として、クラッチ操作とギアチェンジをアクチュエータが自動で行ってくれるという、僕の理想とする変速機です。でも、評判は両極端ですね。AT車としてみると、変速時のショックが大きい。大きすぎる。と、酷評する人もいれば、褒めている人もいます。

 昨年末、新型のアルトが発売され、ATはCVTになってしまいました。ターボ車もなくなり、アルトワークスがでてくるのかは非常に不透明。このままでは、AGSのアルトワークスは幻の車になってしまうのでは、、、ということで、9万キロ走ってくれたジムニーを下取りに出して、2021年式のアルトワークス4WD-AGSを中古で入手しました。

 まだ納車から1週間経っていないのですが、そのAGSを運転して思ったことは、MT車としてみれば、僕のクラッチワークに比べてAGSはとても上手。マニュアルモードがとても楽しい。でも10年以上もMT車を運転してない僕は、変速のタイミングを間違えて1速で回しすぎてしまったり、失敗もしますが、エンストの心配なくマニュアル・トランスミッション車を運転できる喜びで、ホクホク顔です。

 以前妻が乗っていたアイシスのステアリングスイッチによるマニュアルモード付きCVTを運転したときは、アクセルとタイヤの間のダイレクト感が皆無で変速した感じが伝わってこなくて、マニュアルモードいらない、CVTでなめらかに加速してくれたほうがいい。と思ったものでしたが、AGSは、そのダイレクト感がとても楽しいです。それもそのはず、ミッション自体はMTなのですから。確かに、AT車としてみれば、変速ショックは大きいです。でもMT車だと思って乗れば許せると思います。僕のように、MTに憧れがあるけどシフトチェンジが苦手な人には良い選択肢だと思います。新型アルトではその選択肢がなくなってしまって残念ですね。

 気になる燃費も、高速と下道の複合で20km/Lでました。燃料タンクが27Lしかないので、不安でしたが、これなら、満タンで500kmはいけそうですね。

これから、アルトワークスAGSのマニュアルモードを存分に楽しめるのがとても嬉しい今日この頃です。

そして、9万キロ走ってくれたジムニー、ありがとう。

最後までお読みいただきありがとうございました。



僕が撮ったお気に入りの写真を下記のサイトで販売しております。ご興味がりましたら覗いてやってください。


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