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今日の本 25

文春文庫

カラフル
作:森 絵都
¥555(税抜¥505)


最近、本を読み終える頃には夜中になっていて、いつの間にか日付を超えていたりすることが多く、なんとなく「今日の本」とは言いにくくなっている気がします。むしろ「昨日の本」とかにした方があっている気もします。まあ、、早く読めって話なのです。特に何をしているわけでもないので…ホホホ

読んでくださる方いつもお付き合い頂きまして本当に感謝。

ということで「カラフル」。中学生の頃に学校の図書室で読み、それ以来くらいの読みでした。多分この手元にある本はマイブラザーのものだと思う。
「今日の本」(≒「昨日の本」)を書くにあたって、先三日分くらいで読みたい本を枕元にドバッと置いているのですが、1.5週間前くらいからずっと置きっぱなしにしていたのです。なんというか、、日常生活と異世界の混じり合う様な感覚に慣れることができなくて。(ドラえもんの映画とかもなかなか観られないタチ)

でも久々に読んだッッ

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<あらすじ>
「ぼく」は生前の罪から輪廻のサイクルから外されることになっていた。しかし天使からやり直すチャンスに当選したと言われ自殺をした小林真にホームステイすることに

スルッとしているけれど一粒一粒が濃いみたいな…なんだろう、お祭りのスーパーボールすくいみたいな、そんな感じの…本です!(本の話かい)(うまく表現できたと思ったけど実際何言っているか分からない感じになってしまった)

この本の表紙の感じが気に入っています。ワタクシは、自分の中に余白を表現する様な能力を持ち合わせていないので、このデザインすごいなあと思いました。題名の上の部分の少し大きめの余白が好きです。手書き風の文字と絵。シンプルに描かれているけれど、黄色地に黒の表現というのが綺麗だと感じました。雲もかわいいし。魅力ポインツ1

登場人物に、「ぼく」を「小林真」に馴染ませるガイド役の天使であるプラプラがいます。(最近見たばかりだからかもしれませんが、)下界モードのプラプラは映画「鎌倉ものがたり」の死神さんの様な印象を持ちました。役職をこなしつつも、担当の人間に寄り添う的な。普通に生きている人間にも一人こういう存在がいたらどうだろうと考えましたが、なんとなく感覚的に人口密度がものすごいことになりそうでやめた方がいいという結論が出たことをここに記します。

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中学生の頃に読んだときは、この結末の意味がこんがらがって結局どういう経緯でこうなったのかが理解し切れていなかったのですが、今日改めて読んで深く納得したのと同時に、当時の自分の読解力の驚愕の低さに驚きを感じています。haha

読み進めていくと、なんとなく気づいてくる部分が出てくると思います。それがそういうことでああなってこうなっていくのですが…言っちゃいけない言っちゃいけない。

スーパーボール的なモチベーションで読むことができるので、是非読んでみてくだサイ(高いのか低いのかなんなのかスーパーボール)


今日の本、第25号、カラフル

これにて。


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