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学費もなく食べることに苦労していた男が数年後、私に家や車を買ってくれるようになったお話

湘南に暮らす心理カウンセラー 
渡辺サヤです

もうすぐクリスマスですね。
楽しい思い出と寂しい思い出が・・・

12月になると、過去の出来事を振り返りたくなりますよね。

それって余裕がある証拠でもあると思うんです。
辛い状況の時って、振り返る余裕なんて精神的にも時間的にもありませんからね。

そう思うと、現在は安定した生活を送ることが出来ていると感じます。

まあ、理想がそんなに高くなく、「普通に暮らしていければ大満足!」っていうのはあると思うんですけど・・・

最近は過去を振り返りまくりです♪ 前回の記事↓↓

しかし、20代後半の「失恋、鬱、騙され、借金、依存症、寝たきり」あたりは未だに振り返ることが出来ない私でございます。

そんな私が「夫のことなら書ける!」と夫をネタにして書かせていただきます。

これから結婚相手を見つけようと思っている女性達に是非!読んでいただきたい記事です。
よろしければどうぞお付き合いください。

湘南の海は夕焼けが美しい。

私の夫は生まれてから一度も、実の父親に会ったことがありません。

お母さんが結婚し、義理の父親に育ててもらっていました。
兄弟は4人。夫は長男で下に妹1人と弟2人がいます。

だから、父親が夫だけ違うってことです。
血液型も顔も、1人だけ全然違う・・・

それでも義理のお父さんは人柄がよく、分け隔てなく育ててくれました。
しかし、生活は苦しかった。

団地住まいで自分の部屋なんてない。

高校生の頃、初めて夫の実家にお邪魔させていただいたことがあるのですが、農家出身で、決して豪勢ではないけれど広い家に住んでいるのがあたりまえの私にとっては衝撃でしたね。

こんな狭いところに(←ごめんね💦)6人で生活してるんだ。

夫の中学時代の友達って、みんなガラが悪い人が多かったのですが、そこから彼は周りに流されることもなく、一人で勉強して、私と同じ高校に進学してきたのです。

自分の人生を変えたい

そんな強い思いがあったと言っていました。

まあ、高校もそんなに凄いわけではないかもしれないけれど、一応、勉強熱心な子達が集まるような学校でした。

私は当たり前のように親に塾に行かせてもらったけど、この人は独学で勉強して進学したんだ。すごいな・・・

しかし、そんな苦労話や家族の愚痴なんて一切言わない人でした。
普通に友達と楽しそうに過ごしていて、野球部で活動している彼を見て、「この人、偉いなあ。」と感じたのを覚えています。

浪人中に家庭教師やピザ屋さん、レストランで深夜までアルバイトしながら勉強する彼をいつも見てきました。

私は高校ではちゃんと勉強してこなかったので、大学ではなく短大に進学。

短大に進学すると、大学生や社会人との出会いが沢山あったんですが、なぜか全く惹かれなかったのですよね。

彼みたいな人と一度付き合ってしまうと、他の男がみんな恵まれているように思えてしまう。なんだか物足りない。

当時、友達から「サヤの彼氏ってまだ浪人なんでしょ?」って言われていたので、そんな強気のセリフで押し切っていました。

彼はお金がなかったので、デートも公園や海ばかり・・・
本当は色々出かけたい気持ちがあったけれど、私のせめてもの”強がり”だったのだと思います。

その後、彼は大学へ進学し、私はすぐに社会人になりました。(短大だから就職が20歳なんだよね💦)

そこでも、「サヤの彼氏ってまだ大学生なんでしょ?」って言われました。

会社の同期とランチの時に、「彼氏と旅行に行った」「クリスマスプレゼントをもらった」「誕生日にこんなお店に行った」「ディズニーランドに行った」そんな話を聞くたびに、

良かったね!素敵だねー!(^^)

合わせて言っていたけれど、内心は悲しい気持ちでいっぱい。

いつか彼とディズニーランドに行きたい・・・

当時21歳の私はそんな風に思っていましたね。

イルミネーションは観に行ったな♪

就職氷河期、ちゃんと就職が決まるか不安でしたが、彼は大手企業の内定が決まりました。

夫と付き合っていて一番嬉しかったのは、就職内定が決まったときです。

寮生活を始めることになり、働いたお給料で少しづつ物が増えていきました。

テレビ、炊飯器、アイロン、新しい携帯、スーツ、カバン・・・

あんなに何もなかった貧乏学生の彼が、社会人になり、どんどん変わっていく様子は、見ていて本当に楽しかったです。

デートの際も普通に私にご飯を奢ってくれるようになりました。

しかし、その後にお別れしてしまったのですが・・・(←ここは長くなるので別の機会に(^▽^;)

別れて5年後の30歳の時に、急に連絡が来て、電撃結婚することになりました。

結婚相手いないなら、オレ結婚してもいいよ。
っていうか、オレ以外の人で結婚したい人見つからなかったんでしょ?

自分が捨てた女に何てこと言うんだ!

とも思いましたが、結婚適齢期に結婚相手がいなかった私は結婚を承諾。

数カ月で結婚する運びとなりました。

21歳の時からずっと、「彼とディズニーランドに行きたい」と思ってきましたが、その願いはなかなか叶えられることがなく、あっという間に20代が終わりました。

20代後半に私の人生が大変なことになっていた際には、そんなこと忘れていましたけどね・・・

復縁してから初めて、10年越しに一緒にディズニーランドに行くことが出来ました。

***

結婚してからは、家や車を購入してくれたり、子供が誕生してからは子供達を養ってくれたり、絵本やおもちゃを買ってくれたり・・・

多くの男性が当たり前のようにしていることかもしれないけれど、私にとっては全てが感慨深いものでした。

その後夫は転職しましたが、今私は、夫の収入も家の貯蓄額も知りません。

「もっと仕事頑張っていいんだよ」と言われますので、子供二人を育てながら、そんなに余裕はないのだと思いますが、当たり前のように、週末にスーパーに行けば食材を買ってくれたり、車にガソリンを入れておいてくれます。

普通のことかもしれないけれど、普通の暮らしに憧れて、やっと手に入った暮らし。

夫にお金がなかった時代に一緒に過ごせた経験は、今となっては私の財産になっています。

もし、お金がなくなっても、また元に戻るだけ。

夫が転職を迷っているときに私がかけた言葉です。

これで夫はチャレンジする決意をすることが出来ました。

振り返ってみると、一番幸せなのは今じゃないような気がすることもあるんです。

一番ワクワクして楽しかったときは、夫が就職し、電化製品が増えていったときだったような気がします。

3000円台の炊飯器を買って飛び上がって二人で喜んだり、中古で買ったテレビを観ながら過ごした日々。

こんな思い出は、決してお金では買えるものではありませんからね。

お金も大事です

子供が出来るとなおさらそう思います。子供に与えられる環境はお金で大きく変わります。

しかし、今お金を持っていなくとも、人としての基盤がしっかりある男性というのは必ずいます。

別に大手企業じゃなくても、学歴がなくても、コツコツ努力を惜しまず、自分や人としっかり向き合って逃げずに頑張る男性。

そういう男性は必ず、人や運を味方につけることが出来ます。

逆に今経済力があったとしても、人間性が優れていない男性というのは、40代あたりから人生が必ず下降し始めます。

秘書時代にも、現在のようなフリーランスとして働き出してからも、多くの経営者とお会いしてきましたが、この法則は必ずと言っていいほど当てはまります。

もう本当に恐ろしいくらいに。

苦楽を共にするのがパートナーです。
あなたはどんな人と、苦楽を共にしたいですか?

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来年2025年1月はご新規若干受付開始します。

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